写真のロボットは、ある日用品を改造して生まれた作品だ。そういえば、頭の部分に見覚えがあるような......?
これは、100円ショップで販売されている「ぷかぷかアヒル」を7個も使って作った人形である。この作品をTwitterで発表すると、20万以上の「いいね!」がつく大反響となった。
作者は、『Newsweek』誌の「世界が尊敬する日本人100」に選出された造形作家の安居智博さんだ。軍手やタワシ、門松、ペットボトル、水引、灯油ポンプ等、どの家庭にもありそうな日用品を「魔改造」して、カッコいいロボットに大変身させるクリエイター安居智博さんの初作品集『100均グッズ改造ヒーロー大集合――切ってつないでトンデモ変身!』(平凡社)が2月9日に発売された。
本書では、どこでも手に入る日用品や駄玩具、包装紙や千代紙など、日用品をなんでもロボット化してしまう安居さんの驚異の発想力を楽しめる作品がたくさん収録されている。
また最近では、安居さんの活動や作品を「スッキリ」「世界まる見え! テレビ特捜部」(ともに日本テレビ系)、「グッド! モーニング」(テレビ朝日系)などのテレビ番組が取り上げたことで、制作プロセスが気になるファンが増えている。
本書では、写真付きで制作プロセスを紹介。「自分も作ってみたい」との声も多かった工作好きの期待に応える内容になっている。
身近な日用品で、あなただけのロボットを作ってみるのも楽しそう。子どもと一緒に作れば、いい思い出になるだろう。
■著者・安居智博さんプロフィール
滋賀県生まれ。京都市在住。なんでもロボットにしちゃうアーティスト。フィギュア造形や広告制作などの活動をする一方、自身のライフワークとして幼少期から作り続けている紙製ロボット「カミロボ」は、美術教科書掲載や海外での展覧会など国内外のアートシーンで評価を受ける。2006年『Newsweek』誌の「世界が尊敬する日本人100」に選出。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?