コロナ禍で不安が高まる中、占い人気も高まっているという。中でも、おみくじのようにカードを引いてメッセージを受け取る「オラクルカード」は気軽に始められ、絵柄もたくさんあって収集も楽しいと注目を集めている。
8月23日『いちばんていねいな、オラクルカード』(日本文芸社)が発売された。本書は、人気占術家のLUAさん、カード専門会社のカードスペシャリスト・講師として活躍する大塚和彦さん(ヴィジョナリ・カンパニー代表取締役)による、オラクルカードの解説書だ。
意味や並べ方にルールがあるタロットカードと異なり、オラクルカードは1枚引いて、解説を見ながら読み解くだけなので、誰でもすぐに始めることができる。ちなみに、オラクル(oracle)には、「神託」という意味がある。
天使やユニコーンなどの様々なモチーフがあり、世の中にあるオラクルカードはなんと数千種類。初めての人は、カードを購入する時点で迷ってしまいそうだ。
そこで本書では、初心者におすすめの人気のカードを30種類、サンプルとポイントとともに紹介している。さらに、嗜好や性格によるタイプ別診断を経て「パートナーカード」と出会える解説ページも掲載されている。
本書は、「Part1 あなたに寄り添うパートナーカード」「Part2 オラクルカードをはじめましょう」「Part3 実践オラクルカードリーディング」の3章構成。基本的なカードの使い方やメッセージの受け取り方、効果的なカードの引き方など、初心者が引っかかる点を解消する内容も充実している。
Part3では、恋愛や仕事とお金、美と健康、人間関係などについての具体的な質問に対し、どのカードをどんな風に読み解くのか、実践的なレッスンを行う。「明日は友だちと会う予定です。せっかくおしゃれするなら着ていく服はなにがよいですか?」「自信をもつためにスタイルをよくしたいです。どこに磨きをかけるとよいですか?」「彼と結婚したいと思うけど浪費家のところが気になって......。本当に結婚してもよいでしょうか」「副業や転職を考えているんだけど、どんな仕事が自分に向いていますか?」...など、日常のちょっとした悩みから、人生を左右する大きな悩みまで、さまざまなことを占える。
さらに、巻末にはスピリチュアル用語ガイドもあるので、これから他の本を読むときや新たなカードを購入するときにも活用できる。
なんでもかんでも占いに頼るのは考えものだが、どちらにしようか迷う時や、背中を押してほしい時、自分とは違う視点の「セカンドオピニオン」がほしい時に、オラクルカードを引けば、新しい出会いや意外なチャンスが見つかるかも。本書で基礎知識やポイントをおさえておけば、より深く楽しむことができそうだ。
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