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「1970年女」をフィーチャー!「ガラスの仮面」にチェッカーズ、クラッシュ・ギャルズも。

昭和45年女・1970年女 vol.1

   少女時代は『りぼん』や『なかよし』を友達と交換して読みふけり、『花の子ルンルン』や『ミンキーモモ』の世界に憧れ、青春時代はチェッカーズやクラッシュ・ギャルズに熱狂し......。そんな「1970年女」のための雑誌が発刊された。

   5月31日発売の『昭和45年女・1970年女 vol.1』(クレタパブリッシング)は、1970年代に少女期を過ごし、80年代に青春期を過ごした女性をターゲットとしている。表紙は江口寿史さんの描き下ろしイラストだ。

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   チェッカーズやデュラン・デュラン、『魔女っ子メグちゃん』『My Birthday』など、この世代にハマる特集が満載。記念すべき、vol.1の特集は「1970年女はカルチャー多様性世代! 私たちはコレでできている!」だ。70年女を形成するうえで影響を受けてきたカルチャーが紹介されている。 本書で取り上げられる主な話題は以下の通り。

<音楽編>
70年女が中学、高校生だった時代は、MTVの全盛期。さらに洋楽雑誌も数多く出版されていました。当時人気No.1だったデュラン・デュランをメインに麗しき洋楽アイドルたちを解説、さらに日本の歌謡界に洋楽ロックを持ち込んだ本田恭章さんのインタビューも掲載します。

<マンガ編>
70年女にマンガは欠かせません。『りぼん』『なかよし』をはじめ人気があったマンガ雑誌&作品をたっぷり解説。さらに70年女と同級生だったニヤが重要登場人物だった『To-y』の作家・上條淳士さんのインタビュー、熱狂的なファンが多い永遠の名作『ガラスの仮面』の世界も徹底解説します。

<アニメ編>
少女時代、テレビではたくさんのアニメが放送されていました。特に人気があったのが "魔法少女" もの。『魔女っ子メグちゃん』『花の子ルンルン』『魔女っ子チックル』『魔法のプリンセス ミンキーモモ』などなど。その歴史と魅力を解説します。さらに、レジェンド・アニソン歌手の堀江美都子さんの貴重なインタビューも掲載です。

<BOOK編>
70年女の青春時代は雑誌文化が華やかでした。雑誌に夢中だった70年女スタッフが好きだった雑誌について語り合いました。なかでも思い出深い雑誌といえば『My Birthday』。当時の製作スタッフに取材し、あの頃の『My Birthday』の裏話をたっぷりと紹介します。さらに文筆家の近代ナリコさんが、70年女が愛読した書籍の数々を解説します。

<CUTE編>
子供の時に大好きだった水森亜土さんと田村セツコさんのイラストの世界。かわいくてポップで、描かれたグッズをたくさん集めました! 当時発売されていたグッズをお二人のコメントを入れながら紹介。インタビューも掲載しています。さらに欲しくてたまらなかったオモチャの数々も紹介しています。

<アイドル編>
正統派、異色派。70~80年代はアイドルが多様化した時代。正統派の82年組アイドル、女子プロレスのクラッシュ・ギャルズ、桑田真澄や川合俊一などのスポーツアイドル、横浜銀蝿などのツッパリアイドル...。さまざまなアイドルを解説します。

<ドラマ編>
ドラマも大好きでした。70年代~90年代、70年女ならではの感性で好きになったドラマを数多く紹介。さらにより深く楽しんでいただくため、当時のプロデューサーが明かすフジテレビのトレンディドラマの制作秘話、大映ドラマに欠かせなかった女優・伊藤かずえさんのインタビューも掲載しています。

「タメ年男」代表は西川貴教。タメ女代表は?

   では、本書の内容を一部紹介していこう。

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   『ストップ!! ひばりくん!』をはじめ、数多くの人気マンガを送り出し、イラストの世界でも魅力的な女性を描いてきた江口寿史さん。70年女子に向けてメッセージを送る。

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   1980年代中盤から後半にかけて大活躍したチェッカーズ。あの頃の中心人物、藤井フミヤさんにインタビュー。単なる昔の思い出にならず話が地続きなのは、現在もソロとして活躍する現役のポップスターであるため。そして原動力は70年女世代のファンの応援だという。

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   歌手活動やテレビ出演、写真集などで今も大活躍の西川貴教さん。同世代の私たちの背中を押してくれる、タメ年の元気の素とは?

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   「タメ年女」といえば、坂井真紀さんも。同世代の坂井さんが見て聞いて感じてきたことや、6月4日(金)公開の映画『はるヲうるひと』への想いを語る。

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   「Born in 1970 FASHION & CULTURE ELEMENTS」のコーナーでは、女優のりょうさんが、私たちが忘れない、忘れたくない、毒のエレメントをジェンダーレスに表現。『昭和45年女・1970年女』のために特別にコンセプトから参加し、スタイリストの藤崎コウイチさんとともに、懐かしくて新しいパンクなスピリットを伝えている。

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   「私たちの音楽アイドル」では、1980年代前半にまるで少女マンガの世界から飛び出したようなルックスで多くの女性の目をくぎづけにした王子様・本田恭章さんにインタビュー。デビューから40年。今も変わらぬ美貌にときめく。

トキメキが蘇る!「ガラスの仮面」「My Birthday」

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   『ガラスの仮面』名場面集も。踏まれても蹴られても才能を武器に夢へと突き進むヒロインは、少女マンガの金字塔!名場面とともに振り返る。

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   最もパーソナルな分野である占いをテーマに、すべての個とつながろうと試行錯誤していた『マイバ』こと『My Birthday』は、1970年女が恋愛や友人関係に悩み始めた年頃に、現代のインターネットやSNS的な発想をもっていた。。女子だけに開かれたあの濃密な世界を、あらためてひもとく!

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   女子プロレスラーとして戦うほか、アイドル歌手として歌うクラッシュ・ギャルズ。人生を変えられたフリーライター、伊藤雅奈子があの頃のクラッシュ・ギャルズ現象をいま一度振り返る。

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   思い出を振り返るだけではなく、今の1970年女のファッションを考える特集も。今、ちょうどいいトレンドポイントとは。同世代と探っていく。

   思い出の人やコンテンツを深堀り取材しつつ、「1970年女」の今のファッション事情まで取り上げている本誌。力の入れ具合が凄まじい。同年代の知人や友人と思い出話に花を咲かせながら読むのも楽しそうだ。


※画像提供:クレタ

  • 書名 昭和45年女・1970年女 vol.1
  • 出版社名クレタパブリッシング
  • 出版年月日2021年5月31日
  • 定価780円(税込)
  • 判型・ページ数148ページ

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