いつの世にも「毒親」はいたらしい。
新書『毒親の日本史』(新潮社)が3月17日、発売された。
同書は、歴史上に登場する愛憎入り混じった関係の親子を取り上げ、その確執が日本史に与えた影響を解説する書籍。著者は『本当はエロかった昔の日本』(新潮社)『古事記 いのちと勇気の湧く神話』(中央公論新社)などの著作で知られる大塚ひかりさん。
同書によると、親子関係にまつわる問題ははるか昔より存在していたという。古代天皇に平安貴族、戦国武将から僧侶まで、身分の貴賤なく「毒親」「毒子」がいたそうだ。江戸時代の有名な俳人である小林一茶も、華々しい活躍の裏で実家にいびられ続けていたという。同書では、このようなエピソードを全21章にわたって紹介している。
親子関係が一筋縄ではいかないのは、今も昔も変わらないようだ。
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