現在、41才で2児の母でありながら美ボディの優木まおみさん。しかし、産後は心も体も絶不調だったそうだ。そんな時、彼女に前向きな気持ちと引き締まった体を取り戻させたのは、「ピラティス」だった。
2021年3月2日『 忙しいならピラティス以外ぜんぶやめていい 』(主婦の友社)が発売された。本書は、優木さん初のピラティスHOW TO本だ。
「2人目の出産で1カ月の入院生活を経験。 動けなくなった体に絶望した」
「可能性を秘めて成長していく子供をみて、 自分に感じる肉体的な中古感」
「この先まだまだ長いのに、 どうせねって生きていく人生は嫌だなって思った」
「だらんとした見た目も産後の尿漏れもどうにかしなきゃと思った」
本書の冒頭は、産後ひとり落ち込んだときの優木さんの独白から始まる。メディアでのイメージとはだいぶ異なる。他にも、周りと自分を比較しキラキラして見える人を斜めからみてしまうなど、苦しいネガティブな感情に支配されていたことが赤裸々に語られる。
ピラティスとの出会いは、産後の骨盤ケアのつもりで、近所にたまたまあったピラティスサロンに通い始めたことだという。多いときには週2、3回のペースで通ううちに1年半でインストラクターの資格を取得するまでに熱中したそうだ。
優木さんがピラティスで実感した効果は以下の通りだ。
●体形→産後ダイエットに成功。さらに20代の頃よりおなかが薄く、絶対的くびれも
●肌質→代謝が良くなり角質ケアが不要に。できもの(毛孔性苔癬)もなくなる
●髪質→細くなってきていた髪が、トリートメント不要でイキイキ
●体調→産後の不調、PMS(月経前症候群)がほぼなくなる
●内面→「なんでもやってみよう!」という意識に変わり人生が充実
ピラティスによって自律神経が整うことで、心身に良い影響がもたらされる。忙しい女性ほど自律神経が乱れがちなので、ピラティスで体調を管理することは日々の生活を前向きにしてくれるだろう。
本書のプログラムは週2~3回はピラティスで骨格を整え、それ以外の日は10分だけ自分と向き合う時間を持ち自律神経を整えるというもの。忙しい人でも無理なく取り組めそうだ。
1.ピラティスをしない日→1日10分自分と向き合う時間を持つ
2.ピラティスに集中する日→週2~3回、ややハードなピラティスをする
本書には、全編本人出演のレッスン動画がついてくる。動きのポイントや初心者におすすめのベーシックエクササイズ、パーツ別エクササイズが紹介されている。初心者でも安心して挑戦できそう。
また、自律神経を整えるため、「1日10分だけ何か一つのことに集中する過ごし方」も掲載。呼吸と瞑想を組み合わせたマインドフルネス瞑想やストレッチのほか、優木さん本人が入浴中や寝る前の10分間に行っている方法も紹介している。ちょっとした気晴らしにもなりそうだ。
優木さんのものすごい熱量が込められたレクチャー本。自律神経の乱れに悩んでいる方は、ピラティスを取り入れてみてはいかがだろうか。
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