コロナ禍は言葉や芸術の力をこれまで以上に感じる機会になった、という人も多いのではないだろうか。
イギリス、アメリカで社会現象となった異例の大ベストセラーが、ついに日本上陸。
チャーリー・マッケジー氏のアート絵本『ぼく モグラ キツネ 馬』(飛鳥新社)が、3月18日に発売される。
本書は、少年とモグラ、キツネ、馬の冒険と心の交流を、美しいイラストとともに描いた『THE BOY, THE MOLE, THE FOX AND THE HORSE』の日本語版。
圧巻のイラストと珠玉の言葉で届ける、8歳から80歳まで読める人生寓話である。
原書は、イギリスで2019年秋に発売されるや否や爆発的な人気を博し、130万部を突破。アメリカでは120万部を突破。2020年イギリスで最も売れた本、英サンデータイムズベストセラー1位、英アマゾン総合1位、米ニューヨークタイムズベストセラー1位、米大手書店バーンズアンドノーブルとウォーターストーンズの「2020年のベストブック」となった。
本書のイラストや名言はSNSで無数にシェアされ続け、コロナ禍のイギリス、アメリカで人々の希望をつなぐ社会現象となっているという。
日本語版の訳者は、小説、映画、音楽など多方面で活躍する川村元気さん。本書が初の翻訳作品となる。
■川村元気さんコメント
「イギリス人のイラストレーターが初めて描いた本が、ニューヨークタイムズベストセラーで1位になったと聞いた。いったい、どんな本なのだろうか? と思い手に取ると、ひと目で魅了された。ペン1本で描かれた圧巻のイラストと、すべての人生に寄り添う言葉。英米を席巻したこの圧倒的なデビュー作が、日本でも多くの人に読まれますように」
また、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者でイギリス在住のブレイディみかこさんも絶賛。
■ブレイディみかこさん推薦コメント
「うっかり読み聞かせすると、途中から出てくるのは言葉ではなく涙です」
先行公開されている日本版のカットはこちら。
コロナ禍以前に制作されたはずが、いまを生きる私たちにピタリとあてはまる言葉がならぶ。シンプルに、やさしく、それでいて、まっすぐ心に刺さる。「世界中で人々の心をつかんだ本」の力にふれてみてはいかがだろうか。
■チャーリー・マッケジー氏プロフィール
イギリス生まれ。スペクテイター誌のカートゥーニスト、オックスフォード大学出版のイラストレーターとして活動。脚本家・映画監督のリチャード・カーティス、ネルソン・マンデラとコラボレーションした経験をもつ。南アフリカ、ニューオーリンズで暮らしながら絵を描き、ザンビアでは低収入の家族を養蜂家にする福祉事業を共同経営。現在はロンドン在住。
■川村元気さんプロフィール
『君の名は。』『おおかみこどもの雨と雪』などの映画を製作。2012年に発表した初小説『世界から猫が消えたなら』は、ミリオンセラーとなる。他の著作に小説『億男』『四月になれば彼女は』『百花』、絵本『ふうせんいぬティニー』『ムーム』など。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?