かんき出版は、『思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』を2020年11月4日に発売する。
著者は、米ハーバード大学で「日米の読み聞かせを比較」し研究してきた加藤映子さん。これまでに「世界一受けたい授業」(日本テレビ)に3度出演するなど、メディア露出も多数あり、ご存じの人もいるのでは。
アメリカでは、「絵本はことばを教える教材である」と考えられていて、言語教育のための読み聞かせの手法「ダイアロジック・リーディング」が確立している。本書では、そのメソッドをわかりやすく解説した。
以下の2枚の画像は、『思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』(かんき出版)より。
この手法を使うと、「見る力」「聞く力」「知識・語彙力」「考える力」「伝える力」を伸ばせる。
たとえば、「ネットやテレビで言っていることは本当なのだろうか?」「この情報は自分にとって役に立つものなのか?」と、情報を読み解き、自分で考え、その考えを相手に論理立てて主張する、現代の子どもたちに必要なスキルを養うためにも役立つ。
親が「どんな問いかけをすべきか?」「どんな受け答えをすべきか?」がわかるよう、基本的な「7つのやりとり」を解説。実際のオススメ絵本を挙げ、具体的なやりとりの実践例を紹介している。
【目次】
第1章 これだけ違う! 日本とアメリカの読み聞かせ
第2章 子どもの能力がぐんぐん伸びる ダイアロジック・リーディング
第3章 今日からできる! ダイアロジック・リーディング実例集
第4章 ダイアロジック・リーディングで伸ばせる能力とその問いかけ
第5章 ダイアロジック・リーディングの効果を最大化する工夫とコツ
1日15分、0~10歳の読書の「質」で子どもの能力に差がつくという。基本は、読み聞かせ中に子どもに質問すること。親子のコミュニケーションに役立ちそうだ。何度も読み聞かせた絵本にも、新たな発見があるかも?
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