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1000年後の世界でチョコを探す 少女の冒険描く絵本

ミライチョコレート

 2024年1月19日、「MOEのえほん」シリーズ最新刊として、ザ・キャビンカンパニーが手がけた絵本『ミライチョコレート』(白泉社)が発売された。

©The cabin company 2024/白泉社

 ザ・キャビンカンパニーは、阿部健太朗さんと吉岡紗希さんによる2人組の絵本作家。大分県由布市の廃校をアトリエにして、絵本・立体造形・アニメーションなど様々な作品を発表、『がっこうに まにあわない』(あかね書房)では第28回日本絵本賞を受賞した。

 本書は、そんな2人による新作絵本。世の中からチョコレートがなくなった1000年後の世界。主人公の少女マヤは博物館で、チョコレートというおいしそうな食べ物を初めて知って魅せられる。チョコレートを探す旅に出たマヤを、待っていたのは「チョコレートとは何か」を知る、感動の出会いだった──。

「チョコレートはフルーツのカカオからできている」など、チョコレートに関する意外な知識が盛りだくさん。マヤの冒険を通じて、知っているようで知らないチョコレートのことを学べる1冊だ。

©The cabin company 2024/白泉社
©The cabin company 2024/白泉社
©The cabin company 2024/白泉社

■ザ・キャビンカンパニー プロフィール
阿部健太朗(1989生まれ)と吉岡紗希(1988生まれ)による2人組の絵本作家/美術家。ともに大分県生まれ。大分県由布市の廃校をアトリエにして、絵本・立体造形・アニメーションなど様々な作品を生み出し、国内外で発表している。デビュー作『だいおういかのいかたろう』(鈴木出版)で第20回日本絵本賞読者賞、『しんごうきピコリ』(あかね書房)で第23回日本絵本賞読者賞、『がっこうに まにあわない』(あかね書房)で第28回日本絵本賞受賞。絵本に『オフロケット』『どうぶつパンパン』(白泉社)など、多数。

 
※画像提供:白泉社

  • 書名 ミライチョコレート
  • 監修・編集・著者名ザ・キャビンカンパニー 著
  • 出版社名白泉社
  • 出版年月日2024年1月19日
  • 定価1650円(税込)
  • 判型・ページ数40ページ
  • ISBN9784592763383

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