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直木賞特集!西條奈加、加藤シゲアキら話題作の選評を一挙公開

オール讀物 3・4月合併号

   2021年2月22日発売予定の「オール讀物」3・4月合併号(文藝春秋)は、第164回直木賞発表号だ。注目は何と言っても、直木賞を射止めた西條奈加さんの『心淋(うらさび)し川』(集英社)である。

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画像は、「オール讀物3・4月合併号」(文藝春秋)の表紙

   候補者全員が初のノミネートというのは、実に25年ぶりで、そのフレッシュさが話題となった。中でも完成度が高く、支持を集めた西條奈加さんの『心淋し川』が受賞。また、選考委員の北方謙三さんが、選考会後の記者会見で触れた加藤シゲアキさんの『オルタネート』(新潮社)も大きな注目を集め、いつにも増して直木賞への関心が高まっている。

   本号には、候補6作品に対する全選考委員の選評が詳細に綴られており、読み応えがある。現在の直木賞選考委員は浅田次郎さん、伊集院静さん、角田光代さん、北方謙三さん、桐野夏生さん、髙村薫さん、林真理子さん、三浦しをんさん、宮部みゆきさんの9名が務めている。

   受賞作は短編6作品のうち、「心淋し川」「閨仏(ねやぼとけ)」「冬虫夏草」の3作を全文収録。さらに、西條奈加さんの自伝エッセイやグラビア、作品解説、宮部みゆきさんとの対談なども掲載している。

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写真は、西條奈加さん(左)と宮部みゆきさん(右)

   連載にも注目だ。今号からTHE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さん(筆名:髙見澤俊彦)の新連載小説「特撮家族」がスタートする。2018年刊行の『音叉』、2020年刊行の『秘める恋、守る愛』(いずれも文藝春秋)に続く3作目で、これまでとは違ったユーモア家族小説となっている。

   新連載スタートにあたり、髙見澤さんは下記のように意気込みを語った。

自分からかなり離れた主人公を設定し、いっぷう変わった家庭を舞台に、親子の分断、恋の分断をユーモアとペーソスを交えて描いていこうと思います。今までの2作と違い多少ファンタジー要素も入れ込んでみました。前作とはまったく違う展開を楽しんでもらえたらうれしいです。
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写真は、髙見澤俊彦さん

   高見沢さん、加藤シゲアキさんら、ジャンルを超えたクリエーターの活動から目が離せない。


※画像提供:文藝春秋

  • 書名 オール讀物 3・4月合併号
  • 出版社名文藝春秋
  • 出版年月日2021年2月22日
  • 定価1,100円(税込)

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