第163回芥川賞の選考会が2020年7月15日行われ、遠野遥氏の「破局」(「文藝」夏季号)と高山羽根子氏の「首里の馬」(「新潮」3月号)に決まった。
遠野氏は1991年神奈川県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。2019年『改良』で第56回文藝賞を受賞。その受賞第一作で芥川賞を射止めた。
「破局」は肉体的にも知的にも優れた大学生が2人の女性を行き来する話。
高山氏は1975年生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。「居た場所」、「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」でこれまでに2度芥川賞候補になっており、3回目での受賞となった。
「首里の馬」は沖縄県の那覇市が舞台。かつて沖縄にあった琉球競馬と現代の女性の生き方が交錯する作品。
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