NHK出版は、2020年10月28日に『ウンチでわかるいきもの図鑑』と『世界一キモイいきもの図鑑』を発売する。
『ウンチでわかるいきもの図鑑』では、動物のウンチや足跡、羽、たまごなどの「おとしもの」をもとに動物の手がかりを見つけたり、そこから情報を読み取ったりする方法が学べる。
たとえば、約6,600万年前に絶滅した恐竜のウンチ。今では「コプロライト」と呼ばれる硬い石になり、見つけて掘り出すことができる。それらがある場所から、どんなことがわかるだろうか。
『ウンチでわかるいきもの図鑑』の構成は、以下の通り。
「いきものたんてい」になろう/ウンチは味方!/おおきなウンチ/ちいさなウンチ /鳥のウンチ/クマのウンチは森のなか?/ 恐竜のウンチ/足あとをみてみよう/「足あとたんてい」になろう/ほにゅう類の足あと/鳥の足あと、そのほかの動物のあと/動物たちの家/穴にすむ動物たち/さまざまな巣/ちいさないきものの家/たべもののてがかり/ざんこくな現場/だれの骨?/ペリットを観察しよう/だれのペリット?/ 鳥のたまご/からだの一部をおとす動物/羽がおしえてくれること/おそったのはだれ?
『世界一キモイいきもの図鑑』では、とんでもなくブサイクだったり、ヘンテコな姿や残酷な行動の裏にある、進化の秘密やサバイバル術を探る。オシッコを飲むキリンや、脳を操るハリガネムシ、さらには自分の内臓を敵に巻きつけるナマコなど......見たことも聞いたこともないような、動物の驚きの生態がわかる。
人間から見て気持ちが悪いと思っても、生き物の行動にはちゃんとした理由がある。見つけたものをなんでも食べてしまう動物も、獲物を丸飲みする動物も、すべては生きのびるため......そう思って読み進めていくと、野生動物のたくましさにだんだん引き込まれていく。彼らは、「キモイ」からこそ生き残れるのだ。
『世界一キモイいきもの図鑑』の構成は、以下の通り。
オエッとなる行動のいきもの/ザンコクすぎるいきもの/ゴクリ! 血をのむいきもの/コワイ! 寄生するいきもの/クサイ! いやなニオイのいきもの/フシギ! ヘンテコすぎるいきもの
いずれの図鑑も、ユニークな視点で解説されていて子どもウケしそうである。生き物への興味がぐんと深まるのはもちろん、親子や友だちとの会話のきっかけにもなりそうだ。
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