「コロナ太りを解消したい!」
「やせて、水着をかっこよく着こなしたい!」
そんな悲鳴が聞こえてきそうな季節。今、体形に悩んでいる人におすすめしたいのが、2020年7月10日に主婦の友社から発売された『糖質オフとプチ断食のW効果でやせる!不調が消える!』だ。
監修は、医師の清水泰行先生。札幌市にある新川新道整形外科病院の副院長で、ペインクリニックでは痛みの治療にあたるとともに、その原因として栄養不足や糖質過剰などの食事を指摘し、食生活の改善・指導などを治療に積極的にとり入れている。
清水先生は、健康診断をきっかけに糖質オフダイエットに取り組み、マイナス18キロを達成した。その経験と、実際に診療で行った食事療法のうち、最も効果があったやり方に基づいて確立された「糖質オフ×プチ断食」というダイエット法をわかりやすく解説している。
「糖質オフ×プチ断食」の基本ルールは2つだけ。
糖質オフ=1日の糖質量を130グラム以下にする。
プチ断食=朝ごはんを飲み物に置き換え、15時間は食べない時間を作る。
なぜこの2つだけでOKなのかは、「理論編」で説明している。本書によると、太る原因はそもそも「糖質のとりすぎ」だという。糖質をとりすぎて血糖値が上がると、体内でインスリンが大量に分泌される。このインスリンが細胞にブドウ糖を送り込み、余ったブドウ糖が体脂肪に変わってしまうのである。さらに、インスリンの作用によって脂肪の分解が抑えられてしまうため、脂肪を燃焼してエネルギーにすることができなくなる。
そこでダイエットの鍵となるのが、
1、糖質オフで血糖値の波を穏やかにし、太りにくい状態をつくる。
2、プチ断食でインスリンの分泌を抑えて、脂肪をエネルギーに変えやすく=やせやすくする。
の2点だ。
本書では、糖質オフを無理なく続けられる、「おかずたっぷり&ご飯少なめ」のさまざまなレシピが掲載されている。プチ断食のための、朝の置き換えドリンクや満足できる"かさ増し"テクニックなど、「継続できる」ダイエットに必要なアイデアが満載だ。
「糖質オフ×プチ断食」の組み合わせは、マイナス18キロを達成した経験と、医師としての知見に裏打ちされたダイエット法。今、体形に悩んでいる人は手に取ってみてほしい。
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