2020年5月20日に発売された『美術展の不都合な真実』(新潮新書)が二週間で早くも3000部の増刷が決まった。若冲やフェルメールなど過熱する人気展の意外な裏事情を、長年企画や運営に関わった元担当者がわかりやすく解説したものだ。BOOKウォッチではすでに紹介済み。アマゾンのアート・芸術書部門でも上位にランクインしている。
著者の古賀太さんは1961年生まれ。九州大学文学部卒。2009年から日本大学芸術学部教授。専門は映画史、映像やアート・ビジネス。訳書に『魔術師メリエス』、共著に『戦時下の映画』などがある。
古賀さんは、国際交流基金や、朝日新聞社で長年文化事業を担当。外国映画祭の日本での開催や、フランスなど海外の美術館から作品を借りて国内で美術展を開催する仕事などをしていた。編集局文化部で記者として1年半ほど美術担当も経験している。
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