イラストレーターのおのみささんは、味噌づくりをきっかけに麴菌のおもしろさに目覚め、2010年に『からだに「いいこと」たくさん 麹のレシピ』(池田書店)を出版。その後、麴料理研究家として麴関係の本を7冊も手掛けてきた。
以前はアトピー体質で便秘や不眠気味だったが、麹など発酵食品にハマる生活が続くうちに健康になり美肌にもなった。『ゆる菌活-発酵食品を手作りしたら人生が変わった!』(パイ インターナショナル)は、そんなおのさんが初めて出版したコミックエッセイ。
本書では、発酵食品に出合う前と後でおのさんがどう変わったのかが書かれている。20、30代の頃の不摂生だった生活が、40代で発酵食品好きになってからは、健康と美肌を手に入れ、恋人もできて50歳で結婚した。菌のおかげでいいことづくめだ。以下の3枚の画像は『ゆる菌活-発酵食品を手作りしたら人生が変わった!』(パイ インターナショナル)より。
ヨーグルトや甘酒、納豆、発酵シロップ、ザワークラウトなどの手づくり発酵食品のつくり方やアレンジレシピが約40種収録されている。
発酵食品を手づくりするのはハードルが高いように思えるが、甘酒なら保温ができる水筒があれば作れる。以下の2枚の画像は『ゆる菌活-発酵食品を手作りしたら人生が変わった!』(パイ インターナショナル)より
また、納豆はゆでた豆に市販の納豆を4分の1パックくらいを混ぜて湯たんぽと一緒に発砲スチロールの箱などに入れて保温するとできる。ちょっと手間はかかるが、手づくりの納豆は大豆の味が引き立ち、違ったおいしさになるそうだ。
擬人化された菌たちが個性的なキャラクターになって登場するので、難しそうな菌の特徴も楽しみながら読める。以下の2枚の画像は『ゆる菌活-発酵食品を手作りしたら人生が変わった!』(パイ インターナショナル)より。
本書の発売に際して、おのさんは自身のブログ「糀料理研究室[糀園]」で、以下のようにコメントしている。
できるだけ、視覚的にわかりやすくしてみました。今まで「発酵とかなんだか苦手」と敬遠していた人にも、楽しく読めると思いますのでこの機会にぜひ! 読んでみてくださいませ〜!
免疫力アップで注目されている発酵食品だが、体にいいことがたくさん。おのさんのレシピを参考に手づくり発酵食品にチャレンジしてみては。
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