最近流行りの家呑み。でも、いつも同じ料理、同じ飲み物でマンネリ化していませんか。ちょっとした工夫や趣向を凝らすことで、気分一新、盛り上がります。そこでお薦めしたいのは、テレビでおなじみAU GAMIN DE TOKIO(オー・ギャマン・ド・トキオ)の木下シェフ考案の11のパーティテーマと、それに沿った趣向を凝らしたパーティレシピ。これら11のテーマをそのままなぞってもいいし、あなた流にアレンジしても面白いパーティになること請け合いです。
【パーティのテーマ11】
◆休日ランチのピクニックParty ◆子供が主役の大皿Party ◆もちよりイタリアンParty ◆懐石仕立てのフィンガーフードParty ◆パパが頑張る 自宅でバーべキューParty ◆セレブ気分でフレンチParty ◆ピリ辛 韓国Party ◆今日は呑むぞ! 日本酒Party ◆気取らず愉しむワインParty ◆大放出! 缶詰食べ切りParty ◆ご当地食材 Party[秋田編]
では、11のテーマの中から二つばかり紹介します。まずは「日本酒パーティ」。お歳暮などいただきものの日本酒は、そこそこ逸品のはずです。寝かせておくのは、もったいないので、「一本空ける会」を開いてみてはいかがでしょう。通常日本酒に合う料理というと、塩分が多いものになりがちで、面白味に欠けます。野菜をふんだんに使い、味付けを変えてみましょう。スティック野菜(アボカドわさびディップ添え)、殻付ホタテの塩昆布バター焼き、竹輪のきゅうりファルシー磯辺揚げ(梅わさび添え)などはいかが?
気取らず愉しむ「ワインパーティ」もお薦めです。じっくり語り合いたい夜は、ワインがお似合いです。ただ料理に凝るのは雰囲気に合わないし、パンとチーズだけでは味気ない。食材と調理器具をそのままテーブルまで持ってきて、その場で作りながら、呑みながら、会話をするのはどうでしょう。場合によっては、皿に盛りつけずにカッティングボードのまま供する、とてもおいしそうに見えます。鶏もも肉のローストモロッコ風、アボカドとエビのカクテル風、簡単レバーペーストなどはいかが?
木下威征 Takemasa Kinoshita
辻調理師専門学校を首席で卒業したのち、フランス、イタリアで修業。帰国後、「AUX BACCHANALES(オー・バカナル)」「MAURESQUE(モレスク)」を経て2008年に独立し、「AU GAMIN DE TOKIO(オー・ギャマン・ド・トキオ)」をオープン。フランス料理店の常識を覆す全対面型オープンキッチンと、枠にとらわれないメニューで話題となる。現在は、テレビ出演や店舗・商品プロデュースなど活躍の幅を広げながらも、「一食一魂」の想いを胸に日々厨房で腕を振るう。
書名:「また呼んで!」と言ってもらえる テーマ別パーティレシピ
著者:AU GAMIN DE TOKIO 木下威征
発売日:2014/12/19
定価:本体1300円(税別)