2023年8月30日、税理士・池田陽介さんの著書『モメない相続 トクする相続』(ワン・パブリッシング)が発売された。
本書は、相続案件を多く手がけてきた著者が、これまで見聞きしてきた多くの相続事例、節税のためのアイデアをわかりやすく紹介するもの。
「おひとりさま」と呼ばれる独身者が亡くなった場合、持っていた資産はどうなるの? 親が認知症と診断された場合、相続がストップしちゃうって本当なの? 実家の土地を兄弟で分けるにはどうしたらいい? そんな誰にでも起こりうる相続の疑問について、豊富な事例を交えて解説している。
【目次】
第1章 相続開始の前におさえておきたいこと
・最初に相続手続きの流れをおさえておこう
・相続税が「かかる」「かからない」の分岐点
・死亡後すぐに引き出しが停止されるわけではない
・配偶者は最低でも遺産の半分を受け取れる
・遺言書を残すなら「公正証書遺言」がベスト
・借金まで相続したくないときは「相続放棄」
第2章 モメない相続
・相続をスムーズにする遺産分割協議書
・親が認知症になったら相続問題は進まない!?
・「遺言書の盲点」に気をつける~遺言書を作るときは慎重に!
・相続させたい人に「100%相続」を実現する方法
・何もしないままだと財産は国のものになる!
・子どもがいない夫婦こそ互いに遺言書を作成しておく
・土地の権利関係が招く予想外の相続トラブル
・「空き家になった実家」――相続でモメないための秘策
・不動産の共有名義を解消すれば節税できる
・配偶者を亡くした親が再婚したらどうする?
第3章 トクする相続
・配偶者の税額軽減活用の落とし穴
・残された配偶者は一緒に暮らしていた家に住める
・即効性のある節税は養子縁組をすること
・相続税が節約できる生命保険の活用法
・義理の親を世話してきた「長男の嫁」問題を解決
第4章 相続税対策の決め手は生前贈与
・子や孫への生前贈与は節税効果が高い暦年贈与がトク
・子への資産移転を促す相続時精算課税制度
・結婚20年以上の夫婦への「生前贈与」プレゼント
・子や孫を援助する住宅資金贈与非課税特例
・教育資金や結婚・子育て資金に使える生前贈与
第5章 相続不動産対策でトクする方法
・相続関連の商品にはすぐに飛びつかない
・相続した土地の評価はこうして決まる
・使わなければ大損する小規模宅地等の評価減の特例
・増税必至のタワマンを購入するときの注意点とは?
・節税目的のアパート経営はプラスマイナス両面で判断
・建物の評価は取得価額の4割から3割程度になる
・相続した不動産の有効活用方法
第6章 まさかのときの相続アドバイス
・相続税の申告に誤りがあったらどうする?
・相続トラブル回避の近道は専門家の力を借りること
・もしものときに慌てない税務調査での対応
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