"うちのおばあちゃん、なんかエモい"
人生100年時代のおひとり様術!
新久千映さんのマンガ『ミカコ72歳』(コアミックス)が、TV番組「EXITV」で EXIT 兼近大樹さんに「次くる!?アニメ化して欲しい作品」として取り上げられて話題を呼んでいる。
『ミカコ72歳』は、累計300万部を売り上げたヒット作『ワカコ酒』を手がけた新久さんの最新作で、2022年2月からWEBゼノン編集部で連載を開始した。
主人公は、72歳のおばあちゃんであるミカコさん。夫を亡くしたばかりで、今後は夫と暮らした家で一人暮らしをするつもりでいる彼女に、娘や孫は気が気でない。そして、孫からスマホを持たされたミカコさんは、死んだ夫のアカウントをフォローして、そこに毎日メッセージを送り始める。
「まだまだ寒いね」「また醤油がなかったよ」と、生活の細かな出来事を夫に話す。その様子を知って不安になった娘は、家に押しかけてその理由を問いかけてきた。
娘の気持ちを察したミカコさんは、「お墓参り」のようなもので、会話してるわけじゃないと納得させるが、娘が帰った後、夫に「ああして言っておけばいいのよ」と本音を送信する。実は、内心とは違うことを話して、娘を言いくるめていたのだ。
一筋縄ではいかない、ただ優しいだけじゃなく、したたかに生きるおばあさんを描いた一冊。読めば老後の不安がやわらぐかも。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?