その2人の出会いは、運命だった――。
「主人が...ウチが化粧したら『みっともない』『ええ年こいて』って口ぐせやってつい...」
「なんやねんそいつ けったくそ悪いのお...」
2022年8月23日、KADOKAWAより、『はなものがたり』(著:schwinn)が発売された。
『はなものがたり』は、「月刊コミックフラッパー」で連載中で、Twitterでも話題となった人気マンガ。長年連れ添った夫を亡くしたはな代と、独り身で化粧品専門店を営む芳子。まったく違う人生を歩んできたふたりが、おばあちゃんの今だから出会い、惹かれ合い、互いを知っていく物語だ。
1巻の発売に合わせ、文筆家・岡田育さん、映画執筆家の児玉美月さんから推薦コメントも寄せられている。
<コメント>
岡田育さん(文筆家)
私たち大人は義務教育なんかとっくに卒業してしまったので、いつでも好きな時に、今度はひとりで新しい門を叩くことができる。
一度も化粧をしたことない人が明日からメイクを始めたり。
一度も恋をしたことない人が今日から恋を始めたり。
そして、同じ道をゆく新しい仲間を見つけたり。
娘時代よりも、今のほうがずっと自由な「一年生」になれるのだ。
児玉美月さん(映画執筆家)
「儚くて美しい物語」に存在することができなかった人たちに、そっと花を持たせてあげるような作品でした。
「儚くて美しい物語」にしか存在することしかできなかった人たちを、そっと見つめ直そうとするような作品でした。
『はなものがたり』は教えてくれる。『シェルブールの雨傘』に憧れたかつての少女が、少女ではなくなっても永遠に映画のなかのヒロインのように輝き続けていけることを。
全国の書店員たちも絶賛したという本作。年齢を重ねても「はじめて」を経験したい。誰かと喜びを分かち合いたい。そんな人々の背中をそっと押してくれる、優しい作品。
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