2023年11月27日、ビジネス書作家・大杉潤さんの著書『50代 お金の不安がなくなる副業術』（エムディエヌコーポレーション）が発売された。
本書は、50代での起業を経験した著者が、50代から始める副業、会社にバレない「戦略的副業」の極意を徹底解説する、中高年のための副業バイブル。
著者は、会社での自分の将来性がある程度見えてきた50代に、社内出世よりも「副業」による自分の人生設計に舵を切ることを強く勧めている。社長や役員になれるのは同期内でもわずかにすぎず、定年後の長い人生を考えると、早く舵を切ってライフワークの準備を始めた方がずっと幸せな人生になるという。
とくに、50代の人にとっては、5万円の昇給を目指すより、副業で月5万円稼ぐほうがはるかにカンタン。老後の「経済格差」が叫ばれる昨今、長続きする「好きなこと」でお金を稼ぐ「戦略的副業」こそが重要だとされる。
円安の進行で有望な「越境EC」、「賃貸ビジネス」での節税スキーム活用、これから注目すべき「音声配信」ビジネス、絶対に外してはいけない「複利運用」など、今の「副業ビジネス」がわかる最新情報が盛りだくさん。副業に興味がある人にオススメの1冊だ。
〈目次〉
はじめに：「戦略的副業」のススメ
第1章：本格的な格差社会の到来に、副業で立ち向かえ！
第2章：成功する副業は3つに集約、まずは「物販ビジネス」から始めてみよう
第3章：会社員の信用力を活かすなら「賃貸ビジネス」
第4章：副業の本命「情報ビジネス」
第5章：副業や節税で得た資金を積立投資で着実に増やす
第6章：副業から「ひとり起業」へ移行する方法
おわりに：副業をライフワークにするプランドハップンスタンス
■大杉潤さんプロフィール
おおすぎ・じゅん／1958年東京都生まれ。フリーの研修講師、経営コンサルタント、ビジネス書作家。早稲田大学政治経済学部を卒業、日本興業銀行（現みずほフィナンシャルグループ）に22年間勤務したのち東京都に転職して新銀行東京の創業メンバーに。人材関連会社、グローバル製造業の人事・経営企画の責任者を経て、2015年に独立起業。年間300冊以上のビジネス書を新入社員時代から40年間読み続け累計1万2000冊以上を読破して、3200冊以上の書評をブログに書いて公開している。著書に『定年起業を始めるならこの1冊！定年ひとり起業』（自由国民社）、『定年後不安 人生100年時代の生き方』（角川新書）などがある。
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