40代。この年になると、健康診断でひっかかるわけではなくとも、体に何らかの不調を抱えている人がほとんど。だる重い、むくむ、なんだか調子が悪い......。
消化器外科医・石黒成治さんによると、これらの原因の多くは生活習慣の乱れによる「血糖値の急上昇」に原因があるという。そして、この「血糖値の急上昇」に配慮した食生活を送れば、身体の機能を回復させ、だるさや調子の悪さを解消することも可能だとされる。
今回は、2023年6月16日に発売される消化器外科医・石黒成治さんの新著『不調を治す 血糖値が下がる食べ方』(クロスメディア・パブリッシング)から、料理が苦手な人でも簡単に作れる機能回復レシピ「サラダチキン&万能ニラだれ」を紹介する。
まず、自家製サラダチキンの作り方について。フォークなどで数ヵ所穴をあけた鶏胸肉1枚を、耐熱性の保存袋に入れ、塩小さじ1/2と砂糖小さじ1を加える。袋の上からよく揉み込んだら、空気を抜き、口を閉じる。この保存袋のチキンを、一晩冷蔵庫で休ませたあと、沸騰した湯に入れ、蓋をして火を止める。そのまま1時間ほどしたら鍋から取り出し、粗熱をとって冷蔵庫で冷やせば完成だ。
次に、万能ニラだれについて。材料は、細かく刻んだニラ1/2束、醬油大さじ2、オリーブオイル大さじ2、リンゴ酢小さじ2、甜菜糖小さじ2。以上の材料を全て合わせ、よく混ぜたら完成だ。お好みで七味唐辛子を入れてもいい。
二つとも完成したら、サラダチキンをスライスした上に、ニラだれをかけて調理完了。万能ニラだれは、豆腐や卵、ご飯にかけても美味しいという。
本書ではこのような機能回復レシピを10個収録。健康不安を抱える人の「結局どんなものを食べればいいの?」という悩みに答える内容となっている。
【目次】
第1章 40代からの、シンプルな食べ方
第2章 血糖値が下がる食べ方
第3章 肝機能や腎機能が高まる食べ方
第4章 食習慣に関する、ツッコんだ質問に答えてみました
エピローグ 血糖値を上げない3つの秘訣
■石黒成治さんプロフィール
いしぐろ・せいじ/消化器外科医/ヘルスコーチ。1973年、名古屋市生まれ。1997年、名古屋大学医学部卒。国立がん研究センター中央病院で大腸癌外科治療のトレーニングを受ける。その後名古屋大学医学部附属病院、愛知県がんセンター中央病院、愛知医科大学病院に勤務する。2018年から予防医療を行うヘルスコーチとしての活動を開始。腸内環境の改善法、薬に頼らない健康法の普及を目的に、メールマガジン、YouTube、Instagtam、Facebookなどで知識、情報を分かりやすく発信している。「Dr Ishiguro」YouTubeチャンネル登録者数は28万人超(2023年6月時点)。
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