給料は横ばいだが、血糖値はここ数年、右肩上がりに上昇している。コロナ禍での外出自粛を言い訳に運動をせず、在宅勤務で座りっぱなし。外食ができない代わりに自宅での酒量が増え、人目をはばからず仕事中にスナック菓子をボリボリ......。理由ならいくらでも思い当たる。
上げるのは簡単だが、下げるのには努力が必要な血糖値。改善するために、手っ取り早く取り入れられるのが「歩き方」だ。
糖尿病の名医・玉谷実智夫さんによると、1分間の早歩きで「血糖値がどんどん下がる」方法があるという。たったの1分。そのくらいなら、始められそうだ。
玉谷さんの著書、『糖尿病の名医が教える!血糖値がどんどん下がる 1分早歩き』(自由国民社)にその方法が紹介されている。
本書では、日常生活でできる「早歩き」のメソッドを解説している。腕の振り、身体の軸、足の動かし方などを意識して、正しい歩き方を習得することが大切だ。
正しいフォームを習慣化できれば、効果的な有酸素運動を無理なく自然に続けることができる。健康のためにはハードなトレーニングよりも、継続が大切だ。「日常生活における早歩きの取り入れ方」「疲れてしまう時の対処法」も紹介されている。
本書の目次は以下の通り。
第1章 「1分早歩き」だけで健康になる
第2章 これが、今からできる「1分早歩き」です
第3章 なぜ「1分早歩き」だけで健康になるのか?
第4章 早歩きは、こうやって日常生活に取り入れよう
第5章 病気と診断されても怖くない。「1分早歩き」を続けよう
買い物ついでにウォーキングができればよいが、荷物があるし、もう一度出かけるのはおっくうだし......と思っていたが、たった1分なら自宅の周りを1周するだけでもいい。何より、何もしないより、ずっといい。まずは正しいフォームを身につけるところから、始めたい。
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