長引くコロナ禍でオンライン会議がすっかり身近なものとなった。カメラで自分の顔を直視する機会も増え、美容が気になる方も増えたのでは。
顔の悩みは人それぞれだが、メイクや美顔器でも手を入れにくいパーツが「鼻」だ。自分の鼻に悩みがある方にオススメなセルフケアメソッドを紹介する『鼻のむくみ・ゆがみとり! 顔印象が変わる美鼻矯正』(講談社)が発売された。ベストセラー『奇跡の頭ほぐし』の著者でもあるエイジングデザイナー・村木宏衣先生の新刊だ。
2022年4月with onlineで行った20~30代女性200人のアンケートでは、「あなたは自分の鼻が好きですか?」という質問に対して、約7割もの人が自分の鼻を「好きではない」と回答した。気づきになったのはZOOM飲みやリモート会議などオンラインの日常化で、自分の顔を直視する機会が増えたことと関係しているという。
好きではない理由の1位は「鼻が低い」。そのほかにも、「小鼻が大きい」「鼻筋が通っていない」「全体に大きい」などの回答が多かった。
このアンケートで一番要望が多かった「自分の手で鼻印象を変えるセルフケアの方法」を1冊にまとめたのが本書だ。教えてくれるのは、「村木メソッド」の考案者としても知られるゴッドハンド・村木宏衣先生だ。先生自身もマスクの圧で鼻の形が以前と変わったと感じた経験があることから、鼻を自分の指でメンテナンスするメソッドを開発した。
本書では、写真を使って、指で鼻をメンテナンスできるメソッドをわかりやすく紹介している。「村木氏式ほぐし」の手技の基本は、「カギ形の手」と「指の腹」。
カギ形の手 カギ形にした人さし指の第一関節と第二関節の間にある平らな面。指先より広い範囲にしっかり圧をかけることができ、深層にアプローチできる。
指の腹 深く、狭く、ピンポイントで圧をかけるときに使うのが指の腹。指を置く位置や与えたい圧の大きさに合わせて人さし指と中指を使い分ける。
簡単にできるのだが、「猫背や片足重心、頭を傾けて行うとゆがみの原因になるので、姿勢よく行う」「ゆったりと呼吸を続け、リラックスした状態で行うのが効果アップの秘訣!」といった、気をつけたい点もよく読んで行うことが大切だ。力の入れ加減、どのくらいの頻度で行うのがいいのかなど、十分に理解するためにも、やってみたい方は本書を手に取ってほしい。
紹介されているセルフケアでは、鼻筋を通す、鼻の根元を高くしてホリの深い印象にする、小鼻を小さくするという改善ができる。本書では、モデルさんの鼻筋をCGで変化させて印象を比べている。鼻が違うだけで顔の印象が大きく変わることがわかる。
とはいえ、どの鼻が優れているというわけではなく、好みは人それぞれだ。特に大切なのは、自分の鼻に対してネガティブな印象を持たないことだ。
でも、最近『こんな鼻だったかな?』『もっと鼻が高かったような気がする』など違和感を持つことがあれば、本書でのセルフケアを試してみてほしい。マスク生活の影響で形が変わってしまった可能性もあるのだという。
目次は以下の通り。
Chapter1 自撮り前の30秒で鼻を変えたい!
・鼻のつけ根を掘り出す →「ホリ深鼻」へ
・小鼻を小さく →「忘れ鼻」へ
・鼻すじを通す →「K-POP鼻」へ
Chapter2 鼻の悩みを改善。マスク生活から鼻美人へ
・上向き鼻
・だんご鼻
・にんにく鼻
・ゆがみ鼻
Chapter3 鼻印象が変わると顔が若返る!
・鼻の下を短く
・ほうれい線を薄く
・口角をアップ ほか
Chapter4 鼻印象が変わると小顔になる!
・頬をリフトアップ
・エラはりをスッキリと
・ゆるみのないフェイスラインに ほか
オンライン会議などで自分の顔の印象が気になる方は、鼻のケアもしてみてはいかがだろうか。鼻のゆがみやむくみが取れてスッキリすると、さらに自信を持てそうだ。
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