「小顔になりたい」とは多くの女性の願望だ。在宅勤務の機会が増えた最近では、ビデオ通話でカメラをONにしたときに映る自分の顔を見てたるみの進行に愕然。家にいるのに慌ててマスクをした、なんて人もいるのでは?
美容家・南雅子さんの著書『1日1分 骨から小顔』(青春出版社)は、ほうれい線やたるみ、二重あごを解消し、キュッと「なりたい小顔」になれる「セルフ整体」のノウハウを紹介している。
「小顔」というと、顔周りのマッサージやエクササイズのイメージだが、「骨」のゆがみを整えることが大事なのだという。
「小顔になりたい!」といって多くの人が真っ先にトライするのは、顔を動かしたり、顔の筋肉にアプローチすることでしょう。しかし、顔も体の一部です。顔を構成する骨や筋肉は、体とつながっています。(中略)体から整え、ゆがみのない美しいボディをつくる。それが「バランスのいい小さい顔」をつくる最短条件なのです。 ――本書「はじめに」より。
南さんは、「顔が小さい人はみな、自然とアゴが引けています」と指摘する。そのカギを握るのは「姿勢」。バランスのいい小顔の持ち主は例外なく姿勢がいいという。頭の重さは5~6キロあるため、姿勢が悪ければ重みに耐えきれずにアゴが下がって前に出て、顔はどんどん大きくなるのだ。
そこで本書では、姿勢をよくしてバランスのいい小顔を手に入れるエクササイズを紹介している。1日1分で、場所を選ばずにできるのが魅力だ。
例えば、ひじ回しのエクササイズをすると、首を長くほっそりさせる効果がある。さらに、バストアップやくびれづくりもできるという。顔だけではなく体全体のゆがみにアプローチすることで、小顔以外の嬉しい効果もあるようだ。
さらに、マスク下でこっそりできるエクササイズも紹介されている。マスクを常用すると、表情筋が緩んでしまう。
「顔が見えないから、大きさが気にならなくなった」と思っている方がいるならば、それは危険です。その油断によって、顔はさらに大きくなります。
顔の下半分を隠すマスクを着けることがふつうになったことで、見られている意識が薄くなる。「それがたるみを加速させ、また、表情筋を使わないことで、その筋力が低下して、マスクの下で顔が大きくなっている」と南さん。
いつかマスクを取って話ができる日が訪れる。その時のために、顔の「下半身太り」を解消して、シュッと引き締まった小顔を手に入れたい。
■南 雅子さんプロフィール
美容家。整体エステ「ガイア」主宰。エステティシャンとして活躍後、カイロプラクティック・整体師の資格を取得。現在、姿勢矯正、ストレッチのメソッドをエステに取り入れたオリジナルプログラムによる、健康で機能的な体&美しいプロポーションづくりのための施術・指導を行っている。美しく健康で疲れない体を維持できる美容法として、10代から70代まで幅広い層の女性の人気を集める。
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