健康をキープするために気になるのは「血糖値」。血糖値を効率よく下げるには、白米やスイーツ、お酒をガマンして糖質オフを徹底するという考え方はもう古いようだ。
例えば、免疫、ストレス、歯周病、腸内細菌など、ほかにもポイントがあるという。高血糖になる原因に着目し、その改善を行うことで血糖値を下げるコツを紹介した『血糖値を下げるあたらしいトリセツ』(学研プラス)が2020年9月25日に発売された。イラストを多用してわかりやすく解説しているのが特長だ。
著者は、日本臨床栄養学会の認定臨床栄養指導医で、品川イーストワンメディカルクリニック院長を務める板倉弘重(いたくら・ひろしげ)医師。これまでの著作にベストセラーとなった『ズボラでも血糖値がみるみる下がる57の方法』(アスコム)、『コレステロールをしっかり下げるコツがわかる本』(学習研究社)などがある。
本書では、血糖値が高いと何がいけないのか、高血糖をほうっておくとどうなるのかといった"基本のき"をおさえた上で、血糖値を下げるために有効な生活リセット法を実践できる。
目次は以下の通り。
プロローグ 1分で見える糖質早わかりマップ そもそも「糖質」その正体とは?
パート1 1分でわかるあたらしい常識 血糖値のギモンQ&A
パート2 5分でできる体内リンクリセット 血糖値を下げるスイッチON!
パート3 5分でできるダイエットリセット 糖質オフのコツ
パート4 5分でできる栄養と食事リセット 食べ方のコツ
パート5 5分でできる運動リセット カラダ活性のコツ
パート6 5分でできる不調と不安リセット セルフケアのコツ
おやつは食べてもホントに大丈夫? お酒は飲んでもいいの? といった素朴な疑問も解消できる。板倉医師がすすめる「高血糖リセット体操」や「ゆる糖質オフ」の食事法など具体的な方法もわかりやすい。
目からウロコだったのは、「歯周病を治すと高血糖が改善する」とか「便秘は血糖コントロールの大敵」ということ。口やおなかは血糖値とは関係ないと思いきや、見直すポイントだった。
本書には、板倉医師の指導のもと血糖値改善に成功した人たちのリアルな体験談もあり、モチベーションにもなる。最近、何となく疲れやすいとか、健康診断の数値が気になってきたという人は参考にしては。
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