本を知る。本で知る。

ハーブの季節が到来。育てて・採って・食べて楽しみつくそう

野草がハーブやスパイスに変わるとき

 5月からはハーブの最盛期。採れたてのフレッシュなハーブはえぐみが少なく、食べやすいのが特長だ。いちばん美味しいこれからの時期に、料理などに取り入れてみては? ハーブの魅力をさまざまな面から切り取った、個性豊かな5冊をご紹介しよう。

和食にもハーブ?

『がんばらないハーブごはん』
小早川愛 著(主婦の友社)


 ハーブ料理は難しそう? と思っている人向けに、家庭でなじみのある調味料だけを使って、気軽に作れるレシピを紹介している。「タイムぶり大根」「ミントギョーザ」など、意外な組み合わせもたくさん。明日の夕食からさっそくチャレンジできそう。

 紹介はこちら→<ぶり大根にハーブって合うの?! おうちでカンタンに作れる新感覚ハーブごはん


『わたしに効くハーブ大全』
小早川愛 著、糸数七重 監修(主婦の友社)


 ハーブコンシェルジュ・小早川愛さんの著書からもう1冊。心身の不調、ダイエットにも役立つハーブの効能を紹介している。小早川さんは、40代のとき悩まされていた冷え性や不眠がハーブですっきり改善され、50代では薬も病院も必要なくなったという。同じ悩みを持つ人はぜひ。

 紹介はこちら→<冷え性改善にはローズマリー。便秘・胃もたれには?

「ハーブ王子」と日本の野草を探す旅へ

『ヨモギハンドブック』
山下智道 著(文一総合出版)


 なんと、ハーブの中でもヨモギだけを紹介する本も。国内には、44種類ものヨモギが生えているのだそう。各種の個性に加え、食用や薬用、神事など暮らしとの関わり、「全国ご当地よもぎ餅」一覧まで、"ハーブ王子"こと野草研究家の山下智道さんが教えてくれる。

 紹介はこちら→<よもぎ餅に使うヨモギの種類は、地域によって違う? ハーブ王子が教えます!


『野草がハーブやスパイスに変わるとき』
山下智道 著(山と溪谷社)

 同じく山下さんの著書。こちらでは、身近に生えている野草や樹木を中心に、海藻やキノコも含めた94種類を紹介している。日本各地を巡り、さまざまな文化と出合って生まれたこの本。「この植物にそんな活用方法が?」という驚きに満ちた1冊だ。

狭いスペースでも育てられる

『育てて楽しむ 小さなハーブガーデン』
大多喜ハーブガーデン 監修、こてらみや レシピ制作(家の光協会)


 ハーブを育ててみたい方にはこちら。千葉県の大多喜ハーブガーデンが監修し、初心者でも育てやすいハーブの楽しみ方を解説している。庭の一角や狭いスペースに植えるアイデアを紹介。目的別の選び方から収穫後の楽しみ方まで、ハーブのある暮らしをまるっとサポートしてくれる。



  • 書名 野草がハーブやスパイスに変わるとき
  • 監修・編集・著者名山下 智道 著
  • 出版社名山と溪谷社
  • 出版年月日2023年3月 3日
  • 定価1,980円(税込)
  • 判型・ページ数A5判・144ページ
  • ISBN9784635580489

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