断捨離ブームを起こしたやましたひでこさんは、「断捨離」との出会いで大きく人生が変わったという。55歳で刊行した、『新・片づけ術断捨離』は20か国以上の言語に翻訳され、関連書籍は600万部超のミリオンセラーとなった。
やましたさんによると、1日5分からの断捨離で「運」を整えることができるという。これから年始に向けて少しずつモノを減らすことを意識してみてはいかがだろうか。
2022年12月17日『モノが減ると「運」が増える1日5分からの断捨離』(大和書房)が発売された。
運命を3つに分けると、「時」「場」「人」に分類できる。この中でも「場」に関しては、断捨離を行い自分で整えることができるという。たしかに、時や人は自分でコントロールできないが、いざという時に備えて場を整えることは可能だ。
まずは、断捨離の前に家の中の不要なものをチェックしてみよう。キッチンにある不要なモノのリストがこちら。心当たりのある方も多いのでは?
□キッチンを狭くしている床置きのモノ
□作業台を狭くしている水切りかご
□使っていないキッチン家電
□山積みになっている鍋・フライパン
□家族の人数分以上にある箸・カトラリー
□「いつか」のためにとってあるタッパー
□自己肯定感の上がらない食器
□消費期限切れ・賞味期限切れの食材
□冷凍庫に溜まっていく保冷剤
□増えていく一方の食品庫の食品
□見栄えのよくない布巾・雑巾
理想を言うならば、年末の大掃除で一気に片づけるのではなく、日々少しずつ断捨離することが望ましい。本書では、玄関、トイレ、リビング、キッチン、クローゼットなど、ポイントごとに1日5分でできる断捨離を解説していく。
たとえばクローゼット。まずは現状を知ることが大事だ。もう着ない服が続々と出てくるかも?
ほかにも、キッチンやトイレなどの運が増える住空間の整え方が紹介されている。実際に、やましたさんの新居の写真も使われているので、参考になる。
部屋がごちゃごちゃしていると、心も乱れてくる。少しずつでいいので、綺麗にしていきたい。不要なモノを思い切って手放したら、心も軽く2023年を迎えられそうだ。
■やましたひでこさんプロフィール
やました・ひでこ/一般財団法人「断捨離」代表。東京都出身。早稲田大学文学部卒。学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片付け」に落としこみ、誰もが実践可能な自己探訪のメソッドを構築。断捨離は、思考の新陳代謝をうながす発想の転換法でもある。処女作『断捨離』に続く『俯瞰力』『自在力』(いずれもマガジンハウス)の三部作をはじめ、著作・監修含めた関連書籍は国内累計600万部を超えるミリオンセラーになる。
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