ドイツ出身のニットデザイナー、人気編み物作家のベルンド・ケストラーさんによる初のあみぐるみの本『ベルンド・ケストラーのポケットドール』(日本文芸社)が9月30日に発売された。
ケストラーさんは12歳から独学で編み物を始め、1988年に来日以来、全国各地の編み物教室の講師を務めている。今回教えてくれるのは、棒針を使ってまっすぐに編むあみぐるみ、ポケットドールだ。
ケストラーさんがポケットドールを作り始めるきっかけになったのはなんと、日本全国にあるコメダ珈琲店の小さな青いキャラクター「コメダおじさん」だそう。最近ではLINEのスタンプになるほどじわじわと注目されている「コメダおじさん」をモデルに何か新しい物を作れないかと試行錯誤した結果、ポケットドールが誕生したという。
作り方はとっても簡単で、頭から足に向かってひたすらに編むだけ。手がポケットに入っているので首、脇、股部分の人形本体と顔やパーツを縫えば完成する。少量の毛糸で作れるのも嬉しい。
本書では、そんな「コメダおじさん」を含む26体のポケットドールの作り方を紹介している。
【掲載作品】
サンタクロース/トナカイ/ジンジャーブレッドマン/スノーマン/ピエロ/魔法使い/イースターバニー/宇宙飛行士/エイリアン/忍者・くノ一/パイレーツ/近衛兵/カウボーイ/煙突掃除人/ロックスター/力士/囚人/バイカー/サーファー/スノーボーダー/コメダくん/花婿/花嫁/牧師
ケストラーさんならではの色使いとフォルムがかわいくて、ついつい作りすぎてしまうかも。
基本形のテンプレートをもとに、針のサイズや糸の太さ、カラーを変えるなど、慣れてきたら自分なりにアレンジするのも楽しい。オリジナリティ溢れるポケットドールでインテリアを彩ってみては。
■ベルンド・ケストラーさんプロフィール
Bernd Kestler/ドイツ出身のニットデザイナー。12歳から独学で編み物を始める。1998年の来日以来、全国各地の編み物教室の講師をつとめたり、東日本震災時には被災地で寒い思いをする方々に向けた" Knit for Japan" のプロジェクトを立ち上げるなど、編み物を通した社会活動に取り組んでいる。バイク好きで、編み物道具とともに出かけるのが日課。著書は『ベルンド・ケストラーのスパイラルソックス』(世界文化社)、『ベルンド・ケストラーの表編みと裏編みだけの模様編み120 』(日本文芸社) 他多数。
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