秋の夜長に新しい趣味を始めたい。それも簡単に始められて、ちょっとだけ実用的。そんなわがままが叶うのが、衣類を可愛くお直しできる「ダーニング」です。
9月5日に発売された「大人のおしゃれ手帖特別編集 楽しい! はじめてのダーニング」(宝島社)は、ダーニング初心者でも気軽に始められる便利なキットつきのムックです。
ダーニングとは、「お繕いの技法」のことで、ほつれを目立たないように補修したり、汚れ隠しにワンポイントをあしらったり、あえて強調するようなステッチを楽しむこともできます。
大好きなニットにできてしまった虫食い穴や、かかとが薄くなったお気に入りの靴下、洗濯しても落ちない食べこぼしのシミなども、ダーニングでおしゃれに生まれ変わらせることができるのです!
キットの内容は、ダーニングきのこ、針、糸(5m×12色)の3点。キュートな赤いきのこは、布を縫うときに使う裁縫道具です。
付録以外に準備をしておきたいのは、ヘアゴム、チャコペン(水性)、はさみ。ほかに、デザートフォークとアイロンがあると、さらに便利です。
まずは、ほつれや虫食い、汚れ隠しを目立たなくするために同系色の糸を使うのか、アクセントになる反対色を選ぶかを決めます。
初めのうちは、輪郭を塗ってからたて糸、よこ糸で織る「四角く縫う」技法を習得するのがおすすめ。慣れてきたら「丸く」や「クロス」、「細長く」縫うのにチャレンジしましょう。
ではここで、編集部一の不器用さを誇る(?)記者がチャレンジしてみます。
お直しをしたい箇所をゴムでくくって、水性のチャコペンで印をつけます。
四角の端から針を通して、工程に合わせて四隅を縫います。
ここまでは記者もなんとかクリア。次によこ糸を縫い、色を変えて、交互になるように塗っていきます。
四隅の糸始末をして完成です。最後にスチームアイロンを当てると良いそう。
た、楽しい......!誌面では、1つ1つの工程に写真付きの丁寧な解説があるので、初心者でも安心して始められます。
没頭できて、実用的。これぞ探していた趣味にピッタリです。あなたも好きな色をアクセントに、愛用の服や小物にダーニングを施して、とっておきのアイテムに生まれ変わらせてみては?
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