「映画は『早送り』より『厳選』して見よ!」
サブスク時代、何から見たらいいのかわからない......。そんな現代にピッタリの映画ガイドが誕生!
2022年8月22日に発売された『この1本! 超人気映画シリーズ、ひとつだけ見るならコレ』(小学館)は、漫画『気まぐれコンセプト』の「ホイチョイ・プロダクションズ」馬場康夫さんが、超人気映画シリーズの「ベスト・オブ・ベスト」を厳選して教えてくれる新感覚シネマガイド。
『私をスキーに連れてって』『彼女が水着にきがえたら』『波の数だけ抱きしめて』と、バブル期に大ヒット作を連発した映画監督でもある馬場さん。馬場さんによると、評論家は「大多数の人が当たり前に面白いと思う娯楽映画を当たり前に薦めるのを怠ってきた」、かといって、レビューサイトは「濃いファンのいる映画に高い点がつく傾向にある」という。では、本当に面白い作品はどう探せばいいのか?
そこで本書では、シリーズ映画や1人の監督の作品群の中から、「評論家」でも「濃いファン」でもない「大多数の人」のために、さまざまな視点を盛り込みながら「この1本」を厳選。休日の暇つぶしに見るとしたら、どの1本を選ぶべきかをお薦めする、サブスク時代の映画ガイドとなっている。
本書では、「この1本」を選ぶ上で、プロデューサーや脚本家といった同業者、つまり料理で言えばシェフたちに意見を聞いた。次に、ジャッキー・チェン映画はジャッキー・チェン本人、ピクサー・アニメはピクサーの前社長というふうに、最も芯を食った人の意見も取り入れた。さらに、ゴジラ・シリーズはテレビ朝日の「1万人によるゴジラ選挙」といった、大人数によるアンケート調査も参照した。各章に示した「この1本!」は、そうして選出した、いわば映画版「シェフが薦める名店」である。決して、著者一人の好みを書いたものではない。(「はじめに」より)
プロフェッショナルな視点とミーハーな視点が同居する、珍しいタイプのシネマガイド。本書の「この1本!」が、自分の「ベスト作品」と一致するか? そんな視点でも楽しめる1冊。
■目次
はじめに
「男はつらいよ」ならこの1本
「007シリーズ」ならこの1本
「スター・ウォーズ・シリーズ」ならこの1本
「マーベル・シネマティック・ユニバース」ならこの1本
「名探偵コナン」ならこの1本
「ピクサー・アニメ」ならこの1本
「ゴジラ・シリーズ」ならこの1本
「黒澤明監督作品」ならこの1本
「オードリー・ヘップバーン作品」ならこの1本
「ハリー・ポッター」ならこの1本
「裕次郎とルリ子のムード・アクション」ならこの1本
「ロッキー・シリーズ」ならこの1本
「スピルバーグ監督作品」ならこの1本
「東野圭吾原作映画」ならこの1本
「21世紀のミュージカル映画」ならこの1本
「クリント・イーストウッド監督作品」ならこの1本
「山崎貴監督作品」ならこの1本
「ジャッキー・チェン映画」ならこの1本
「高倉健仁侠映画」ならこの1本
「フランス不倫映画」ならこの1本
「若大将シリーズ」ならこの1本
あとがき
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