8月8日発売の「AERA(アエラ)2022年8月15日-22日合併増大号」(朝日新聞出版)の表紙に、二宮和也さんが登場。インタビューでは、8月公開の映画「TANG タング」での、その場にはいないロボットとの共演を「面白い体験だった」と語っている。
映画で二宮さんが演じるのは、ある出来事によって自信を喪失し、ゲーム三昧の自堕落な日々を送るダメ男・健。ある日、家の庭に突然現れた、記憶をなくした迷子の旧式ロボット・タング。健とタングが冒険に出て、思いがけない 「人生の宝物」を見つける物語だ。
架空のロボットと共演するファンタジー作品ということもあり、撮影現場では、実際にはいないタングを想像しながら演じたという。
「あとから僕の動きに合わせてCGをつけてくれるので、言ってしまえば、僕は一人芝居でいいわけです。そういう意味では、どんな反応が返ってくるかわからない人間相手よりも、むしろやりやすかったですね」(二宮さん)
また、「冒険」がキーワードとなる映画のストーリーにちなんで「冒険心の有無」を尋ねられると、「ないです!」と即答。「しっかり情報を集めて計算していくタイプ」であり、計算外のところには行かないと断言する。
「だって、僕が変な冒険心を起こしてケガでもしたら、どれだけの人に迷惑がかかるか。大騒動になることを考えただけで、怖くなって冒険なんてできないです。第一、僕、もう39歳のおじさんですし(笑)」(二宮さん)
このほか、YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」の運営方針、「TANG タング」で「唯一、自分発信でこだわったシーン」などにかんするトークも。
巻頭特集は「転ばぬ先の実家サポート」。お盆で帰省する人も多くなるこの時期、デジタル資産整理や免許返納、オレオレ詐欺対策、実家じまいなど、親たちと話し合っておきたいテーマについて専門家がアドバイスしている。
例えばデジタル資産(遺産)の整理。いまや60代以上の親たちもスマホやSNS、ネット銀行などを使っており、万一亡くなったときにパスワードがわからない、全く使っていないサブスクが解約できない、などのトラブルが起こりがちだ。
身内が亡くなった遺族から直接相談を受けることもあるジャーナリストの古田雄介さんによれば、「7、8割は、故人のスマホのロックが開けないんだけどどうしたらいいか、という相談」だという。個人情報が集中するスマホはセキュリティレベルが高く、データ復旧専門の事業者でも確実に解除できるわけではないそうだ。
では、どうすればいいか。誌面では、古田さんのすすめる「一番簡単でかつコストパフォーマンスの高い最低限の対策」を紹介している。
このほか、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われたK-POPグループ・Stray Kidsのワールドツアーの様子や、大人気連載「松下洸平 じゅうにんといろ」も掲載。一つのテーマを深掘りする連載「時代を読む」では、『安倍三代』の著者、ジャーナリストの青木理さんが「安倍晋三の実像」をテーマに、銃撃事件を受けて改めて浮き彫りになった「安倍元首相が残したもの」を多角的に読み解いている。
今号では、以下の記事も掲載。
第7波はケンタウロスと子どもがカギ
コロナ禍での帰省 3年目の夏も戸惑い悩む
五輪は電通のイベント 元専務による受託収賄事件
米国S&P500の株価「ほぼ100年」検証 84%も暴落した時代があった
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韓国発"アイドルセラー" 過酷な社会を生き抜くヒント
連載「棋承転結」 羽生善治
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