やせたい! でも、甘いものが大好き! そんな葛藤で苦しむあなたに、朗報だ。
『午後3時に食べるだけダイエット やせるスイーツ』(秀和システム)では、10万人以上のダイエットをサポートしてきたダイエット外来の医師・工藤孝文さんが、甘いものを我慢しない「糖質オン」でやせる方法をわかりやすく解説している。
前回は、よくあるダイエットの勘違いについて紹介した。今回は、本書の第2章「午後3時のスイーツでやせる驚きのしくみ」、第3章「最低限これだけは知っておきたい やせるための正しい知識」から、午後3時にスイーツを食べることでやせる仕組みについて紹介したい。
本書では、スイーツの食べ方について3つのルールを掲げている。
1. 午後3時にスイーツを食べる
2. コーヒーといっしょにスイーツを食べる
3. 楽しみながらスイーツを味わう
おやつといえば午後3時に食べるのは定番だが、工藤さんによると、これは科学的にもっとも脂肪がつきにくい時間帯なのだとか。夕食までに血糖値が安定し、食への衝動が爆発しないため、食事の量も自然に減っていくそう。
さらに、スイーツとコーヒーという鉄板の組み合わせも、実はやせ効果ばつぐんだという。コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」というポリフェノールに、血糖値を上げにくくする作用があるからだ。もう、カフェのケーキセットも我慢する必要なし!
これらを意識しながらじっくりスイーツを味わうことで、五感を通した彩りや香りなどを堪能できる。罪悪感を抱きながら食べるよりも、おなかも心も満たされて、満足感を得られそうだ。
たとえばチョコレートなら、甘さひかえめの高カカオチョコを選ぶべき......と思いきや、本書でおすすめしているのは意外にも「スニッカーズ」。そう、ソフトキャンディー状のヌガーとキャラメル、ピーナッツが入った、高カロリーのチョコレートバーだ。
1本のカロリーはご飯1膳に匹敵するというが、「恐れないでください」と工藤さんは述べている。白いご飯に比べて、スニッカーズの表面のピーナッツはGI値が低く、血糖値の上昇がゆるやかなため太りにくいのだそう。
さらに、食べごたえがあるのもポイントだ。
「(スニッカーズは)高タンパク質食品で、カリッポリッの心地よい噛み心地で、自然に咀嚼回数が増えるため、満腹中枢が刺激されやすく、夕食までの空腹感に悩まされません」
3時のおやつに何を食べようか迷ったら、いつもは我慢していたスニッカーズを選んではどうだろう。
本書では、スイーツを我慢せずやせる方法について、成功体験談やおすすめレシピなどといっしょにあらゆる角度からわかりやすく解説している。思うようにダイエットを進められず自信をなくしているときに読めば、勇気をもらえるはずだ。
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