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これは東京歳時記、ガイドブック、夫婦の日記? まだ知らない東京を再発見!

東京の懐かしくて新しい暮らし365日-巡りゆく日々の中で見つけたとびきりのお気に入りたち-

   東京の街にも活気が少しずつ戻ってきた。休日、どこに行こうか、何をしようかと迷ったら、6月13日に発売された『東京の懐かしくて新しい暮らし365日―巡りゆく日々の中で見つけたとびきりのお気に入りたち』(自由国民社)を片手に、東京を散策してみてはいかが。

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『東京の懐かしくて新しい暮らし365日』(自由国民社)

   本書は、ある国や地域にフォーカスし、かけがえのない日常を写真と文章で綴った「世界の暮らし365日シリーズ」の待望の第3弾である。

   著者は、夫婦ユニットの「東京散歩ぽ」。東京に暮らす、大阪出身の妻・中川よしこさんと、東京の下町出身の夫・中川マナブさんのそれぞれの視点から、東京を紹介していく。

   本書は「江戸から続く歴史ある東京の様々な伝統や文化のはじまりが分かる歳時記」であり、「おすすめスポットのガイド本」でもあり、日々の暮らしの気づきや思い出、経験を綴った日記のような一冊でもある。

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10月21日「老舗パーラーのフルーツサンド」g

   ちょっぴり着飾ったときに食べたい老舗パーラーのフルーツサンドも、昭和レトロな佇まいが落ち着く珈琲店のたまごサンドも、都会の真ん中にあった鉄道の全く通っていない「世田谷区宇奈根」、ケーブルカーで向かう天狗も腰をかけたくなるような杉も、写真と短いエッセイを添えてお届け。

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7月26日「谷中のカヤバ珈琲」

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7月1日「御岳山の天狗の腰掛け杉」

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7月6日「世田谷の原風景を歩く」

   「東京散歩ぽ」が贈る優しくてほっこりする本書を眺めれば、知らなかった東京を発見できるはず。古いものと新しいものが混在する東京の魅力に触れれば、散策するパワーをもらえそう。

   「知っているのに訪れたことのない場所」「これまで知らなかった場所」が詰まった本書、自宅で楽しむのも友人へのプレゼントにもおすすめだ。

目次
4月 新しい年度の始まり/満開の桜/駅で聞こえるあのメロディ etc.
5月 夏も近づく八十八夜/東京のダンジョン/青空を泳ぐ鯉のぼり etc.
6月 高低差のある地域と階段と/神楽坂の石畳/道路を彩るデザインマンホール etc.
7月 御岳山の天狗の腰掛け杉/うどんのおつゆ/環境にやさしいヤギの除草 etc.
8月 東京の空を彩る大江戸花火/夏の風物詩「盆踊り」/坂の多い街、東京 その1 etc.
9月  防災グッズ/東京の昭和渋い建物たち/稲城のおいしい梨が食べたい! etc.
10月 サブカルの聖地「下北沢」/音の宝石箱/超多差路な菅原橋交差点 etc.
11月 歌舞伎町を見守るゴジラ/世界一の古書の街「神保町」/癒やしのチンアナゴ etc.
12月 江戸の言葉/浅草のおすすめビュースポット/クリスマスマーケット ...etc.
1月 初売りと福袋/東京の雪/日本の滝100選「払沢の滝」 ...etc.
2月 浅草寺の節分/恋ヶ窪の悲恋伝説/縄文時代に思いを馳せる ...etc.
3月  山手線/箱崎のヤマタノオロチ/銀座の恋のキューピッド...etc.

■東京散歩ぽ(とうきょうさんぽぽ)プロフィール
大阪出身の妻・中川よしこと、東京の下町出身の夫・中川マナブとの夫婦ユニット。2010年にスタートしたブログ「東京散歩ぽ」をはじめ、地域ブログから情報を発信。東京のみならず、日本各地を散策して読者目線で観光名所やおすすめのグルメスポットを写真とともに紹介して、お出かけのきっかけを発信している。


※画像提供:自由国民社

  • 書名 東京の懐かしくて新しい暮らし365日-巡りゆく日々の中で見つけたとびきりのお気に入りたち-
  • 監修・編集・著者名東京散歩ぽ(中川よしこ/中川マナブ)著
  • 出版社名自由国民社
  • 出版年月日2022年6月13日
  • 定価1,700円(税込)
  • 判型・ページ数368ページ
  • ISBN9784426127770

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