「おうちごはん」を充実させる人が増えているなか、美味しくて健康になれる「スパイス料理」に注目が集まっている。しかしスパイスに詳しくない人にとっては、何をどんな風に取り入れたらいいのかハードルが高い。
そんな方には、奥深いスパイスの世界へ誘ってくれる『大人時間を味わう たのしいスパイス絵本』(日本文芸社)をおススメしたい。
本書のコンセプトは、スパイスをもっと身近に感じてもらうこと。例えば「どんな効果があるの?」「おいしい組み合わせは?」「スパイスってどのくらい入れるもの?」「使うタイミングって? 」「なにを入れる? 」など、超初歩的なところから、専門的な知識まで、可愛いイラストを使って丁寧に解説している。王道カレーはもちろんのこと、フレンチやイタリアン、家庭料理でのアレンジ方法など、スパイスを使いこなすための知識をわかりやすく教えてくれる。たくさんスパイスを持っていても使いこなせていない方、スパイス料理にチャレンジしたい!と意気込むあなた、この本でスパイスの魅力を一から発見してみない?
他にも、
・スパイスの風味のしくみや分類
・世界の地域別にスパイスの特徴やルーツ
・食材別に合うスパイス
・相性のよい組み合わせ
・和洋中すべてのジャンルのレシピ
などをご紹介。あなただけのアレンジで、無限大の組み合わせが楽しめるスパイス料理。スパイスリストは100種を掲載しているので、王道のカレーだけではなく、フレンチやイタリアン、家庭料理、さらには生活の一部としても、活用の幅が広がりそうだ。
さらに、料理だけではなく、染色や癒し効果として、スパイスを生活に取り入れることもあるそう。
さあ、あなたもバリエーション豊かなスパイスの魅力に溺れてみてはいかが。
主な目次は下記の通りだ。
PART 1 世界にはスパイスが溢れている!
PART 2 スパイスってなんだろう?
PART 3 スパイスで料理をしよう
PART 4 暮らしにもっとスパイスを!
もっと知りたい!世界のスパイスリスト100
「大人のための絵本」シリーズも必見。
■監修者プロフィール
武政三男(たけまさ・みつお)さん:総監修
元ライオン株式会社生活行動研究所テストキッチン室長として、同社のスパイスブランドの開発と啓蒙に携わったのち、スパイスコーディネーター協会理事長として、スパイスの指導者を育成。現在は、株式会社スパイススタジオの代表も務め、スパイスの商品開発者やアドバイザー、販売企画のコンサルタントとしても活躍。おもな著書に『スパイスの科学』(河出書房新社)、『スパイス&ハーブ辞典』(文園社)などがある。
日沼紀子(ひぬま・のりこ)さん:監修(P40 ~89)、料理レシピ制作
スパイス調合家、料理家。食品メーカーにてスパイス部門を立ちあげたのち、マーケテイングベンチャーを経て独立。現在は、岡山県備前市にレストラン兼アトリエのCROISEMENTを構え、スパイスをつかったオリジナル料理を提供するとともに、オリジナルの調合スパイスの販売やスパイス講座、料理教室、執筆活動など多岐にわたり活動。おもな著書に『スパイス& ハーブ料理の発想と組み立て 調合家が提案する新しいつかい方とオリジナルレシピ』(誠文堂新光社)、『日常づかいのシナモン・レシピ』(産業編集センター)などがある。
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