スパイスカレーがブームになるなど、にわかにスパイスブームの様相を呈している現在。家庭で手軽に使えるミックススパイスなども、料理の味を劇的に変えるとして人気になっている。
スパイスは手軽に使うこともできるが、奥が深いものでもある。知れば知るほどその魅力に取りつかれるのが、スパイスというもの。そんなスパイスの知識についてまとめた書籍『スパイス&ハーブの使いこなし事典 最新版 スパイス&ハーブ検定1級・2級・3級公式テキスト』が、主婦の友社より発売されている。
本書には、スパイスとハーブについての歴史や、スパイスの原料となる植物についての知識、スパイスを活用したレシピなどが収録されている。スパイスカレーやパエリアなどに加え、手作り調味料のレシピなども紹介している。
本書によると、スパイスは長い歴史を持っているという。古代エジプトでは、防腐作用を持つシナモンはミイラづくりに使われ、ガーリックも強壮剤として用いられていたそう。また、古代ギリシャや中国などでも、スパイスはハーブとともに薬として使われてきたそうだ。
日本でも祭事などには使われていたが、それが料理で本格的に使われるようになったのは比較的最近のこと。スパイスを使う代表的な料理であるカレーが紹介されたのも、明治5年のことだ。ちなみに、カレーを直接ご飯にかけるという発想は、日本独自のものだったのだそう。
本書にはこのような歴史のほかに、それぞれのスパイスとハーブの細かな情報も載っている。全80種の情報と使いこなし術が掲載されており、スパイスを使いこなすための知識が満載だ。
スパイスをうまく活用すると、免疫力アップも期待できるという。ステイホームでいつもより家にいる時間が多くなった今、この本でスパイスについて学ぶのもいいかもしれない。
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