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14歳が「7回死にました」。古代エジプトの世界遺産でスリリングな脱出ゲーム

ミイラの地下墓地から大脱出

 参加者が主人公となって脱出を目指す、イベントやオンラインなどでも大人気の脱出ゲーム。もし、脱出する場所が世界遺産だったら......?

 フィリップ・スティールさんの『ミイラの地下墓地から大脱出 生死を決める130の分かれ道』の舞台は、ファラオと黄金が眠る世界遺産「王家の谷」。ミイラや黄金の財宝、神々の壁画など、実物の鮮やかな写真といっしょに脱出ゲームを楽しめる。世界10ヶ国で出版予定の話題作が、日本初上陸だ。


「むずかしすぎて7回、死にました。」(14才・男性)

 あなたが迷い込んでしまったのは、古代エジプトの「王家の谷」。真っ暗闇の墓地の中、あなたはたった一人で脱出を目指すことに。神々の呪い、サソリや毒ヘビ、墓泥棒を追い払うための罠など、墓には行く手をはばむものがたくさん。選択をまちがえたら、永遠に閉じ込められてしまう。


 あなたを待ち受けているのは、例えばこんな選択。

 何体ものミイラが転がっている! さあ、どうする?
▶ミイラをおしのけて道をつくる
▶︎岩だなから飛びおりる

 金の玉座と3つの冠の前で足をとめた。玉座にすわってみたいというゆうわくがわきあがる。冠もかぶってみようか?
▶︎白い冠
▶︎白と赤の冠
▶︎赤い冠

 3つの入口のうちどれかを選んで、迷路を進もう。

 選択をまちがえたら、【DEAD END】。あなたは生きて地上に戻れるか?


でも安心して。「ホルスの目のお告げ」が導いてくれる


 脱出の手助けをしてくれるのが、「ホルスの目のお告げ」。すべてを見通す力をもつ天空の神ホルスから、選択のヒントをもらうことができる。

 すべての漢字にふりがなつき。小学校高学年から大人まで楽しめる。遊びながら、古代エジプトの神々や死生観、歴史なども学べる。まだまだ海外旅行が難しい今、家の中で、ちょっぴりスリリングなエジプト旅行気分を味わおう。


※画像提供:ライツ社


  • 書名 ミイラの地下墓地から大脱出
  • サブタイトル生死を決める130の分かれ道
  • 監修・編集・著者名フィリップ・スティール 著/岡本由香子 訳
  • 出版社名ライツ社
  • 出版年月日2022年4月 7日
  • 定価1540円(税込)
  • 判型・ページ数160ページ
  • ISBN9784909044358

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