子どもにも大人にも大人気のヨシタケシンスケさん。なんてことのない日常をちょっと斜めから眺めるユニークな視点と、シンプルながら温かみを感じさせるイラストが持ち味だ。4月1日に発売された最新作『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』(白泉社)も、ファンの期待を裏切らない、ヨシタケシンスケワールドが広がっている。
歌手になりたいと願う女の子、自分が何に向いているかわかったおじいちゃん、朝顔の花が咲いたのを発見した女の子...。「〇〇だけど、いつか〇〇になりたい」という小さな希望や「〇〇だったけど、実は〇〇だった」というささいな気づきを描いている。
「第13回MOE絵本屋さん大賞2020第1位」を受賞した『あつかったら ぬげばいい』の姉妹編となる本作。こんな時代だからこそ、日常に小さな希望を見つけたい、という思いが込められている。
また、発売を記念して、全国約1,600書店で「白泉社のヨシタケシンスケフェア」が4月1日(金)頃より開催されている。
新刊、既刊それぞれに購入特典のステッカーが配布されるという。かわいらしいステッカーなので、ファンの方はチェックしてみてはいかがだろうか。
さらに、2022年4月9日から7月3日の間に、東京・世田谷文学館にて「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が開催される。その後、兵庫、広島、愛知の巡回が決まっている。イラストレーター、造形作家としての経歴も活かしたファン待望のユニークな展覧会となっている。
大人もくすりと笑えるのが魅力のヨシタケシンスケさんの絵本。展覧会も楽しみだ。
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