本日4月8日は、語呂合わせで「柴の日」だ。国内の犬種別飼育頭数は常に上位にランクインするなど(2022年は4位・アニコム損害保険株式会社調べ)、老若男女や時代を問わず、多くの人に愛されている柴犬。その底なしの魅力にどっぷりハマれる「柴本」をご紹介しよう。
『柴犬のトリセツ』(西東社) 影山直美 絵と文
まずは、柴犬好きなら必ず持っておきたいこの1冊。書いたのは、柴犬の飼い主歴24年のイラストレーター・影山直美さんだ。
マイペースな柴犬を飼ううえで気をつけたいポイントや、心と体の健康、そしてもちろん可愛いところまで、1冊で柴犬のすべてがわかる。「どんなにイケている犬でも眉毛が出現する時期がある」「記憶力が良すぎるうえに根にもつタイプがいる」など、飼い主なら共感が止まらない「絶妙な柴犬あるある」も必見だ。
長年柴犬と連れ添っている"柴プロ"はもちろん、これから柴犬の沼にトライする"柴初心者"にもおすすめの柴犬入門書。
「シバマル Vol.2」(辰巳出版)
3月29日には、日本犬専門誌「Shi-Ba(シーバ)」(辰巳出版)から、1冊丸ごと柴犬だけに特化したマガジン「シバマル Vol.2」が発売された。巻頭特集には、SNSで何万人ものフォロワーをもつ柴犬インフルエンサー、通称"ワンフルエンサー"総勢14匹が登場。人気投稿の裏話や、ワンフルエンサーたちの素顔、魅力を徹底取材している。いつもSNSで見ているあの子の、もっと好きになってしまうエピソードが知れるかも。
本号には特別付録として、誌面に登場する柴犬たちの写真が詰まった「4月始まりシバマルカレンダー」がついてくる。これを手に入れれば365日、可愛い柴犬たちといっしょだ。
また「柴の日」に合わせて、「Shi-Ba(シーバ)」のTwitter公式アカウントでは、「#柴の日」キャンペーンが実施中だ。キャンペーンでは、『柴犬のトリセツ』の影山直美さんの版画作品など、3名のクリエイターによる柴犬グッズが当たる。応募方法は「Shi-Ba(シーバ)」Twitterアカウントをフォローし、4月8日に投稿されたツイートを引用リツイートするだけ。応募期間は4月11日までだ。「柴の日」を、柴好き一同で大いに盛り上げよう。
『本物よりかわいい 羊毛フェルトのやんちゃな柴犬』(主婦の友社)
*ko-ko* 著
手乗りサイズの柴犬はいかがだろうか。こちらは、悶絶級にかわいい羊毛フェルトの柴犬の作り方を紹介した本。羊毛フェルトのふわもこ感が、まさに「柴犬の可愛さ」の概念だ。見ているだけで癒される。
羊毛フェルト初挑戦の人でも作りやすいよう、写真でていねいに作り方が説明されている。あなただけの手乗り柴を作ってみては? もし本物の柴犬を飼っているなら、フェルト柴が可愛すぎて飼い犬に嫉妬されないよう注意して。
『柴犬版 家庭犬の医学』(日東書院)
柴犬を飼うとなったら、「可愛い」だけではいけない。柴犬の体と心の健康に気を配り、責任をもって世話をすることが不可欠だ。『柴犬版 家庭犬の医学』(日東書院)を手元において、愛犬のちょっとした変化にも気づける知識をつけよう。
愛犬の異常を見逃さないためには、日々のチェックを欠かさないことが大切だ。「おかしい」と感じたら、「いつから・どんな異常を感じるのか・頻度・その時の天気や気温」などをメモしよう。信頼できるかかりつけ医も必ず見つけておきたい。家族の一員として、愛犬を大切に守っていこう。
『おばあちゃんと福ちゃん』(宝島社)
YASUTO 著
YASUTOさんは、 柴犬とおばあちゃんが四季折々の風景の中で見つめ合う写真を、SNSに投稿し続けている。フォロワーからは、「泣ける」「心があたたかくなる」という声が絶えない。過去の投稿から選りすぐりの写真を選んで1冊にまとめたのが、『おばあちゃんと福ちゃん』(宝島社)だ。
YASUTOさんがおばあちゃんと福ちゃんを撮り始めたのは、おじいちゃんの死がきっかけだった。おじいちゃんの葬式で使われた遺影の写真は、おじいちゃんが自分で撮影したものだったちという。
僕はずっと自分でも写真を撮っていたのに、大切な身近な人を、おじいちゃんを、なぜ1枚も撮っていなかったのだと、後悔しました。
その日に思ったのです。おばあちゃんの遺影は僕が撮影してあげようと。
YASUTOさんはサラリーマンとして働くかたわら、休日を使って、おじいちゃんの形見のレンズでおばあちゃんと福ちゃんを撮り続けている。見る人の心にじわりと響く、1人と1匹のあたたかな姿。「柴の日」に、"柴泣き"してみては。
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