春になり暖かくなってきたのは嬉しいけれど、花粉や激しい気温差などが原因で、体調を崩しがちな季節。肌の調子もいつもと違う......と、悩んでいる人もいるのでは。
そんなときに役立つ、春ならではの肌トラブルへの対処法を、「素敵なあの人」「リンネル」2022年5月号、「&ROSY」4月号(宝島社)からご紹介する。
「素敵なあの人」5月号では、「その原因は乾燥・気温差・花粉・紫外線かも!? 肌が荒れる『春ゆらぎ』時期のお手入れ」と題して、この時期にやるべき肌のお手入れ方法を特集している。
肌のゆらぎとは、乾燥や吹き出物、赤みなど、肌状態が日ごとに変化してしまう状態のこと。季節の移り変わりには、肌がゆらぐ原因がたくさん潜んでいるという。その一例が、気温差だ。
春は朝と夜の気温差が激しくなるだけでなく、暖かく感じる日中も、湿度が低くなりやすい。肌は寒暖差を察知すると、バリア機能を形成する働きと、自ら潤いを生み出す力が低下してしまうという。すると、少しの刺激にも弱くなり、乾燥や肌荒れが起きてしまうそうだ。
本誌ではQ&A方式で、このように肌がゆらぐときの対策をわかりやすく紹介している。その1つが、肌をやさしく保護するための「バーム」だ。
バームとは、オイルが常温で固まった状態のもの。肌に塗るとピタッと密着するので、密閉効果が高く、肌に潤いを与えながらバリア機能をサポートできるそうだ。肌を外的刺激から守ってくれる有効なアイテムなので、ゆらぎ肌に悩んでいる人はぜひ検討してみてほしい。
「&ROSY」5月号の特集「ゆらぐ季節だって、メイクは可愛く仕上げたい イマイチ肌でも洒落メイク」では、肌状態が良くないときにメイクで心がける3つのポイントを解説している。
1 顔も手もツールもとにかく保湿が大切!
2 肌をこするのは厳禁! 優しくおさえるが鉄則
3 粘膜に近いところは塗らない、触らない
中でも意識したいのが、1つ目の「保湿」だ。メイクの前に肌を保湿している人は多そうだが、それだけでなく、メイクするときのツールにも気を配りたい。
ベースメイクに使うスポンジや手指にも、化粧水を含ませておくのがおすすめとのこと。しっとりさせたツールでメイクすることで、肌への刺激をより和らげられるそうだ。
実は、ゆらぎ肌にまつわる悩みには、スキンケア以外の角度からもアプローチできるとしたらどうだろう。
「リンネル」では、「"美の目利き"がお肌の悩みに答えます! 春のゆらぎ肌のためにできること15」と題して、この季節に悩みがちな肌トラブルについて、15もの解決策を幅広く提案している。
「スキンケア以外でゆらぎ肌になりにくくする方法」として、ヘア&メイクアップアーティストの高松由佳さんがおすすめしているのが、タンパク質やビタミンDを摂取すること。
敏感肌対策として、食べ物からの栄養補給を長年重視しているという高松さんは、次のように語る。
「タンパク質をきちんと摂ると傷の治りが早いといわれていますし、花粉による肌あれにはビタミンDがおすすめ。ビタミンC、ビタミンB、亜鉛、鉄も積極的に摂取します」
たとえば、鮭や卵、カジキなどの食材がその一例だ。さっそく今日の献立から取り入れてみるのはどうだろう。
気温差や乾燥など気候の変化に加えて、自分や家族が新生活を迎えるなど、環境の変化にも直面しやすいアラフォー・アラフィフ世代。肌に負担をかけすぎないよう、日々のお手入れにひと工夫を加えたい。
(文・犬飼あゆみ/ライター)
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