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一般人の妄想が、高性能コンピューター開発を加速させる!

量子コンピュータが変える未来

 さまざまなジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。BOOKウォッチも番組に参加しています。

※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」

 前回2022年1月17日は、前週(1月10日)に引き続き「テクノロジーから見る2022年」というテーマで放送。BOOKウォッチ編集部おすすめの本は17日の放送でお伝えした『量子コンピュータが変える未来』(寺部雅能、大関真之 著、オーム社)。

 どんな内容なのかは、記事「量子コンピュータは、実は爆速じゃない?」も合わせてご覧ください。


 番組では、株式会社オンギガンツ代表取締役の松田雄馬さんと、住友商事株式会社QXプロジェクト代表で東北大学大学院情報科学研究科客員准教授の寺部雅能さんが、今後期待するテクノロジーについてなどの話題を熱く語り合いました。

今後期待するテクノロジー

松田 「IoB(Internet of Brain)」というキーワードがあります。
 人間の脳がインターネットと繋がることを意味します。実際ビジネスレベルで来ていて、脳にセンサーを埋め込むことで、脳をつなげることや、脳に記憶を埋め込むことも考えられます。
寺部 実証実験しているものとして「空飛ぶ車」があります。
 空飛ぶ車を活用する世界では、より複雑な空の交通問題も生まれます。これを解決するのは量子コンピューターで、量子コンピューターがあればそんな世界も実現できると思います。

一般人ができること

松田 「身体性」がキーワードになってくると思います。人間は身体が最初にあり、生まれた頃は論理について全くの無知です。一方AIは論理計算から来ています。ですので、身体で何を感じるかが大事になってきます。
 身体の記憶をデジタルで再現することはできませんが、それを追体験できる仕組みを人工知能やデジタルで作ることができると、人間がそれを学ぶことができます。脳の信号だけでなく、身体全体で追体験し、理解していくことが大事です。
寺部 量子コンピューターで世の中が変わっていくためには、一般の人にも参加してほしいと思っています。
 量子コンピューターを理解していなくても、こんな世界が実現したいという妄想が必要になります。
 未来を描く人がいることで、より性能の高いコンピューターを作る理由が増え、研究開発のスピードが加速していきます

 次回は、本日1月24日(月)19時から「エンテックは何をもたらすのか?」をテーマに放送。
 詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!


 ※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」


  • 書名 量子コンピュータが変える未来
  • 監修・編集・著者名寺部雅能、大関真之 著
  • 出版社名オーム社
  • 出版年月日2019年7月20日
  • 定価本体1,600円+税
  • 判型・ページ数四六判・ 280ページ
  • ISBN9784274223723

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