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食べ過ぎた→太ももをのばす。お灸堂「すきさん」の体が整う手当てと習慣

すぐできて、体が整う手当てと習慣150 絵でわかる 京都・お灸堂のほどよい養生

   クリスマスにお正月。食べ過ぎ、飲みすぎ要注意のシーズンがやってきた。おなかがいっぱいなのに、つい食べ過ぎてしまって胃がもたれたときは、太ももを伸ばすといいらしい。

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   2021年12月16日『すぐできて、体が整う手当てと習慣150 絵でわかる 京都・お灸堂のほどよい養生』(学研プラス)が発売された。

   アラフォー以降の大人が抱えやすい体と心の悩みは、特別なことをしなければ解決しないと思いがちだ。しかし、そんなことはない。

   本書では、Twitterで人気の鍼灸師、京都・お灸堂院長のすきさんが簡単に生活に取り入れられる養生のハウツーを150通り紹介していく。体を温めたり、ほぐしたり、伸びをしたり、ちょっとした「養生」で体は思ったより楽になるのだ。

   例えば、食べ過ぎて苦しい時には太ももをのばすと良いという。正座をした姿勢で後ろに倒れるようにして、太ももやむこう脛を伸ばすと、胃がスッキリする。逆に、食欲がないときにはおなかに手を当てるとおなかの動きを改善できる。

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   東洋医学では、心と体のつながりを重視している。心の問題が体の不調の大きな原因であり、その逆も然り。イライラしたり、不安になったり、それは「気分」が悪いのではなく、「体調」が悪いことの表れであると考える。

   本書でも、「心」を整えることを大切にしている。原因と考えられる体の問題をケアしたり、考え方に東洋医学の知恵を取り入れることから、メンタルを快適にするヒントを紹介している。

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   ストイックに体を鍛えるのではなく、ほどほどに実践できるのが本書の魅力だ。ページをパラパラとめくって気になるものを実践してみるのも良さそう。体調を崩しがちな季節に、自分の体をいたわる「養生」を試してみては。

   ■すきさんプロフィール

鍼灸師。京都市の「お灸堂」院長。全国でも数少ないお灸と養生の専門サロンとして、県外からも多くの来院者が訪れている。施術や鍼灸指導の傍ら、すぐできて毎日続けられる心地よい養生法をTwitterで発信。メディアでも注目を集め、監修書に『きょうの灸せんせい』(秋田書店)がある。


※画像提供:学研ホールディングス


  • 書名 すぐできて、体が整う手当てと習慣150 絵でわかる 京都・お灸堂のほどよい養生
  • 監修・編集・著者名すきさん 著
  • 出版社名学研プラス
  • 出版年月日2021年12月16日
  • 定価1430円(税込)
  • 判型・ページ数A5判・144ページ
  • ISBN9784058017357

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