さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。BOOKウォッチも番組に参加しています。
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」 前回2021年10月11日は、前週(4日)に引き続き「お祭りをもっと活性化するには?」をテーマに放送。
編集部からのおすすめの本は4日の放送でお伝えした『一度は観たい 日本の祭り』(昭文社)。
どんな内容なのかは、書評記事「知ってますか? 秋祭りと夏祭りの感じが違うわけ!」も合わせてご覧ください。
番組では、歌人の田中章義さんと、祭り専門家で株式会社オマツリジャパン代表の加藤優子さんが「Withコロナ時代のお祭り」などについて熱いトークを繰り広げました。
田中 祭りは傍観者としてではなく、自分で参加し体験していくことが楽しみの一つです。
砂漠でただ月と星を観るだけの祭りがあるように、祭りは人々の生活の原点であってゴールであり、またそこから始まるものがあると思っています。
加藤 株式会社オマツリジャパンは、祭りで日本を盛り上げることをミッションに掲げ、日本全国の祭りをサポートしています。
ビジネスとしても評価されており、キリンビールなど大手企業からの出資を受けています。
自治体や国、民間企業から収益を得ています。祭りを活用した地域PRや商品PRをサポートし、収益の一部はお祭りに寄付することで、三方良しのビジネスを展開しています。
加藤 コロナ禍では祭りの「神事」の部分は行い、人が集まる「賑やかし」の部分は中止というところが多いです。
また「オンライン祭り」もたくさんあり、自由度は高いです。どんな状況でも、世界中どこからでも参加できるので、面白い世界だと思います。
海外からの観光客が戻ってきた時、観光の目玉になり地方に人を呼べるのは、祭りの魅力だと思います。新しいものに味付けをしていくのも楽しみです。
田中 日本人のためだけのお祭りではなく、もっと日本の良さを世界に発信していくため、祭りの文化をオンラインで上手く海外に伝えて行けたら良いですね。
祭りは世界各地の民族文化の素晴らしさを伝えるものでもあり、天地とのキャッチボールです。これを楽しめるのが祭りの原点で、音楽の要素も大事なので「世界祭り紅白歌合戦」があったら楽しいですね。
人が集まりにくくなっている今、あえて人が集まる理由が「祭り」かもしれません。オンライン上で人が繋がる仕掛けを作りたいですね。
次回は、本日10月18日(月)19時から「魅力的な人材を見い出すには?」と題して放送。
詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!
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