千葉県長南町の長福寿寺は「日本一金運が上がるお寺」「日本一宝くじが当たるお寺」として有名だ。野宿生活から年収1500万円へと逆転人生をかなえた人や、宝くじに26週連続当選した人もいるとか。しかし、ほんの10年前までは年間1000人ほどしか参拝客がなかったという。
そんな長福寿寺を立て直した第56世住職・今井長秀さんによる『金持ちの生活に真似ぶ』(ぶんか社)は、「神頼み」ではない、金運アップのための教えや、お金の大切さを説く一冊。
年商5億円を誇る"やり手僧侶"の今井さん。実は、バブル期に経営コンサルタントとして活躍した異色の経歴を持つ。本書では、彼が見てきた、経営者・資産家・お金持ちたちの思考法や生活習慣がまとめられている。そして、実際に著者自身も寺社運営で成功している。
「こちらの本に興味を示してもらったということは、少なからず、収入、金運というものを今よりも向上させたいという願望がおありでしょう。その欲望は非常にすばらしいものだと、私は思います」とお寺の住職らしからぬ発言も、今井さんならでは。
インターネットで検索してもらうと分かりますが、長福寿寺は、金運にご利益があると、数々のメディアで取り上げられるようになりました。当寺へ参拝するようになって、年収が倍以上にアップした人。宝くじについても、1億円、3億円、6億円といった高額当選の報告が相次いでいます。ただこの話だけを聞くと、
「じゃあ、長福寿寺へお参りに行けば金運が上がるのですよね?」
そんな気持ちになってしまう人も大勢いらっしゃるはず。それも確かに一理ありますが、それだけでは"回答"と呼ぶことはできません。現実的な行動が必須です。
(中略)ただ自負ではございますが、普通の人よりはコンサル時代のクライアントをはじめ、多くのセレブリティの生活を目の当たりにしてきました。若い頃から経営者を目指してきた盟友、長福寿寺へ足繁く通っていらっしゃる高額納税者の方たち。本当に多くの人たちから、経済とは何かを今日も学ばせてもらっております。
その金運が上がる目線で見てきた、成功者たちの生活習慣などを本書にまとめました。これが今の私がみなさまに提示できる、金運の上がる最高の"回答"です。
(「まえがき」より)
本書では、成功した人たちの外見、好み、暮らし方、思考法を「衣」「食」「住」「心」の4章に分けて紹介し、それらに「真似ぶ」ことで金運アップをめざすことを説いている。目次からいくつかエッセンスを紹介しよう。
「衣」
・経営者たちは潔く、グレイヘアスタイル
・アゴを20度上げて歩いている
・流行に惑わされず、長財布を愛用
「食」
・食べないこともルーティンにしている
・テーブルマナーは『おいしい!』の第一声 ・二次会には不参加
・食器は割れて当然だと思っている」
「住」
・寝室にはメモ帳を常備している
・トイレ掃除を欠かさない
・マイカーは圧倒的に白色
・盛り塩をしている
「心」
・不要な人間関係を持たない
・睡眠は1日6時間
・お金の話を隠さない
・金持ちに真似ぶ
高い意識が必要なことかと思えば、すぐにでも真似できそうなこともたくさんある。各項目の真意は、ぜひ本書で確認してほしい。
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