ルクルーゼと並び、人気のフランス製ホーロー鍋といえばストウブ(STAUB)。見た目のかわいさもさることながら、熱伝導・保温性に優れ、食材をふっくら美味しく仕上げることでプロにも定評がある。煮込み料理や揚げ物にはもちろん、さまざまな調理に大活躍する。
パン作りもその一つ。ストウブを使うことで、家庭用の電気オーブンでは難しいハード系のパンも上手に焼けるという。そこで今回は、10月5日発売の『ストウブでパンを焼く』(誠文堂新光社)を紹介する。本書では、ストウブを使ったカンパーニュなどのハード系パンと、ちぎりパンやブリオッシュ、塩バターパンなどのやわらか系パンのつくり方を紹介している。
パン作りの際、カンパーニュなどの油脂分が少ないハード系パンは家庭用の電気オーブンではなかなか難しい。蒸気不足とファンが生地の表面を乾燥させてパンがふくらみきらないのだ。
しかし、ストウブなら上手に焼くことができる。ふたをして、オーブンで焼くことで、鍋の中でパン自体の持つ水分が蒸気となる。そうすると、クープが気持ちよく開いて中はしっとりとした味わいになるのだ。
ストウブは型としても優秀で、火のあたりが均一だ。牛乳やバターを配合した牛乳パンなどもしっとり仕上がる。
本書に掲載のレシピは一般的なラウンド型18、20、22センチに対応。浅いソテーパンのブレイザーで作るシナモンロールや、10センチのミニココットのイングリッシュマフィンやハンバーガーバンズなども掲載されている。
パン屋さんで売っているようなパンが自宅で作れるとは感動だ。ストウブを「煮込み料理にしか使わない」なんてもったいない! ぜひパン作りに挑戦してみてほしい。
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