頭痛や肩こり、めまいなどのよくある不調の背景には、自分では気が付かない脳の疲れが潜んでいる可能性があるという。放置しておくと、仕事の能率は下がるし、気分が落ち込んでしまうことも。脳の疲労を減らすためにはどうすれば良いのだろうか。
8月27日『体の不調は「脳疲労」が原因だった』(青春出版社)が発売された。
田園調布長田整形外科院長の長田夏哉さんは、「体に現れる不調は感じ取ることができる一方、脳の疲れは日常化していて、無自覚になっている。こうした脳と体がリンクしていない状態の人が増えているのです」と指摘する。「脳疲労」を放置すると自律神経のバランスが乱れて新たな不調を生じさせる。「疲れた」と感じるのは、危険を知らせる「生体アラーム」なのだ。
長田さんは、トラブルの対策として「頭皮セラピー」が効果的だという。頭皮を気持ちよくほぐすことで、脳疲労が改善される。さらに、頭のツボも刺激される。その結果、眼精疲労や不眠の解消、首や肩こりの緩和など嬉しい効果が期待できるという。
本書では、整形外科医の著者が実際に行ってきた「頭皮セラピー」を誰でもできるセルフケア用にアレンジしたものを紹介していく。
本書の内容は以下の通り。
・疲労の原因は、じつは「脳の疲れ」にあった!
・人とかかわりたいタイプは、コロナ禍では要注意!
・頭皮を刺激すると、なぜ「脳疲労」が取れるのか
・頭皮セラピーを行うと、「気・血・水」すべての巡りが良くなる!
・頭痛、肩こり、腰痛...症状別「頭皮セラピー」セルフケア
ストレスがたまりがちなコロナ禍での自粛生活。生活も乱れやすいし、以前にはなかった不調を感じている人もいるのではないだろうか。テレワークの合間にもできる簡単なセルフケアで快適な生活を手に入れたい。
■長田夏哉さんプロフィール
田園調布長田整形外科院長。1969年山梨県生まれ。日本医科大学卒業後、慶應義塾大学医学部整形外科教室に入局し、専門医として研鑽を積む。2005年、東京都大田区田園調布に、「田園調布長田整形外科」を開院。「患者さんを全体的に整える」トータルヘルスケアを掲げて、身体各部の不具合にアプローチする多くの選択肢を提示、個人個人に合う治療法・健康法を提供している。
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