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「アエラ」が「実家のリモート片付け」を特集

アエラ(2021年 8月9日号)

 8月3日発売の「アエラ」(2021年8月9日号)は、巻頭で「実家のリモート片付け」を特集している。自由に帰省できない2度目の夏を迎えて、実家の様子が気になっている人も多いだろう。特集では、帰れなくても、会えなくても、親子だからこそできるリモート片付けのノウハウを徹底取材。「在宅ワーク散らかり」回避術も同時に掲載した。

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画像は「アエラ」(2021年8月9日号)

 昨年来のコロナ禍で、ずっと実家に帰っていない、という方は少なくないだろう。巻頭特集「実家のリモート片付け」は、そんな親子に最適な、会わずにできる実家の片付け方を徹底取材。マスクや消毒液を常備するようになったり、いつもよりストックを多めにしたりと、ものが増えがちなコロナ禍の日常。実家の片付けの目標を「ライフライン確保」「幸せな空間」と定めて、具体的なノウハウを紹介している。

 椅子にもコーヒーカップにも、実家のものには幸せな家族の記憶が結びついている。「もう使わないでしょ」なんていわないで、その思い出話を一つ一つ聞くことが、リモート片付けの第一歩。聞いてもらったことで手放せるようになることは少なくない。ほかにも、転倒しにくい部屋を作るコツもののまとめ方など、具体的なノウハウを詰め込んだ。

 片付けたいのは実家よりわが家!という方のために、「在宅ワーク散らかり」回避術も取材。在宅ワークとリビング学習で、リビングやダイニングテーブルが奪い合いになる現状を解決すれば、自ずと「散らかり」は解決できる。片付けアドバイザーに、目から鱗のノウハウを教わった。そしてもう一つの肝は、家族一人一人の、そして家族共用の「お道具箱」を用意すること。こちらも、読めばすぐ実践できるよう、わかりやすく解説している。

表紙はOfficial髭男dism

 この号の表紙は、デビュー3年目を迎えたOfficial髭男dism。ヒット曲連発の4人だが、バンドの勢いが加速するさなかでコロナ禍に見舞われ、インタビューは「バンドのあり方を自問自答する時間が生まれた」という話から始まった。「音楽の主権を人に譲ってはいけない。自分たちが胸を張れる楽曲でないと」「4人の考えにズレがあっても、全員が『それでいこう!』というマインドになれるまで、音楽と向き合います」と、彼らが紡ぎ出す言葉は、互いへの信頼にあふれている。まもなく発売するセカンドアルバムでは、全員が楽曲を書き下ろし、互いの角度やセンスの違いも実感したという。2021年は、そんな4人が髭男を結成してから10年目という節目の年、4人の関係性についても率直に語っている。

 藤井聡太二冠と豊島将之二冠が戦う王位戦、叡王戦についての記事も掲載。このダブルタイトル戦、王位戦第1局こそ、豊島二冠が完勝したものの、その後は藤井二冠が王位戦で2勝、叡王戦で1勝と3連勝している。記事は、渡辺明名人、コンピューター将棋ソフト「水匠」開発者の杉村達也さんが、二人の対戦を読み解くという豪華な布陣でお届けする。

 ほかにも、「感染拡大は誤ったメッセージの結果/東京都医師会会長インタビュー」、「TOKYO2020無観客開催で国民負担が増える」などの記事を掲載している。

  • 書名 アエラ(2021年 8月9日号)
  • 出版社名朝日新聞出版
  • 出版年月日2021年8月 3日
  • 定価440円(税込)

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