自粛生活で知らず知らずのうちにたまるストレス。「つい怒ってしまう」「気持ちが落ち込みがち」「イライラすることが多い」など、自分自身の感情をコントロールできずに持て余してしてしまう人も多いのではないだろうか。
精神科医の和田秀樹さんの著書、『感情的にならない気持ちの整理術』は、そんな「イライラ・クヨクヨ」を、「スッキリ・ごきげん」に変えるための感情コントロールの方法を指南するベストセラー。20万部を突破した本書が新装版として、5月28日に発売された。
「実は自分も感情的になりやすい」と語る和田さん。自身が実践し、効果のあった考え方を本書にまとめた。なぜ感情的になってしまうのか、どのように感情を整理すれば良いのか、感情的になった時の対処法、毎日ごきげんに過ごす方法など「心のコントロール術」のすべてが詰まっている。
目次は下記の通り。
第1章 心と脳のメカニズム 10の基本
第2章 感情的にならない考え方
第3章 やってはいけない! ストレスを増やす行動・考え方
第4章 毎日、ごきげんな自分になる
付章 今すぐ、気分が変わる! 和田式・気持ちの整理術
本書は、心と脳のメカニズムを10のポイントとして解説している。「過去は変えられないと割り切る」「不安は起こらないと考える」など、考えても仕方のないことでクヨクヨと悩まないこと、「マイナス感情を他人にぶつけない」「不機嫌な顔をしていないか」「答えは複数あると考える」など、他人との関わりの中で自分を客観的に見ることで、感情をコントロールすることができるとしている。
和田さんは、何を考えているかわからない人より、感情を表に出している人のほうが他人から好かれるし、喜怒哀楽の感情は人を若々しくさせるといった効果があるとする一方で、「感情を自制できないと人間関係が悪化してしまい、人生も不幸になる」と説く。
問題なのは、感情を表現することはなく、感情にまかせて問題行動を取ってしまうことなのです。
不機嫌な顔をしていると、イライラは周囲にも伝染する。感情をコントロールして、「ごきげん」を自分で作ることを心がけたい。
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