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婚約破棄、離婚、DV......。いざという時のための男女トラブル解消法

これだけは知っておきたい男女トラブル解消法

   恋人からのDV、婚約破棄、浮気、離婚、性暴力被害。男女のトラブルはさまざまなシチュエーションで起こる。特に女性はセクハラやモラハラの被害に遭いやすい。そんな時に力になるのが法律の知識だ。

   4月に発売された『これだけは知っておきたい男女トラブル解消法』(海竜社)は、女性のための法律バイブルだ。「女の子が生きていくために覚えておいてほしい法律のこと」をわかりやすく解説している。

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   著者は、『白熱ライブ!ビビット』(TBS)のコメンテーターとして活躍中の女性弁護士・三輪記子さん。婚約破棄、浮気、DV、不倫、離婚、お金の貸し借り、美容系トラブル、ストーカー、SNSでの誹謗中傷、セクハラ、マタハラ、モラハラ、パワハラ、性暴力被害、リベンジポルノ、愛人契約などなど、さまざまな男女のトラブルを例に、女性の気持ちに寄り添い、法律を武器に解説していく。

   本書から、トラブルの例と三輪さんの回答を紹介する。

婚活パーティーで出会った男性が既婚者だった!

   1つ目は、「婚活パーティーをきっかけに交際した男性が既婚者だったので、男性と婚活パーティーの主催者を訴えたい」という相談。男性とは半年間付き合ったが、会うのはいつも相談者の部屋ばかり。不審に思って問いただすと、妻帯者だったことが判明した。「彼との半年間が無駄だったという気持ちに苛(さいな)まれて落ち込んでいます」と言う。

   これに対し三輪さんは、「金品をだまし取られたということがなければ損害賠償請求が認められる可能性は低い」と回答。その理由を法律の知識をもとに、ていねいに説明している。

   残念ながら今回のケースでは訴えることはできないものの、三輪さんは、「どうか自分を責めないでください」「過去の事実を変えることはできませんが、未来の自分を作るのは今の自分です。これからのことを考えましょう」とアドバイスする。法律のプロとして、これからの人生を良くするという観点からの建設的な助言をしてくれる。

義理の両親が嫌!という理由で離婚できる?

   2つ目は、結婚2年目、30代半ばの専業主婦からの「夫の両親と不仲なので離婚をしたい」という相談。同居する義理の両親からたびたび、「孫の顔が早く見たい」「家事をおろそかにしている」などと口を出され、さらには「どんな育てられ方をしてきたんだ」と侮辱される。訴えても味方になってくれない夫への愛情も冷めてしまったので離婚したい、という相談者。

   これに対しては「不仲になり関係が破綻しているとわかる事実を積み重ねれば離婚請求が認められる可能性が高い」と三輪さんは言う。離婚訴訟を想定しておけば、前もって材料を集めることができそうだ。

   また、「離婚訴訟」という言葉を初めて聞いた方もいるだろう。本書には、離婚訴訟がどういうステップで行われるかについても解説してある。

   何がきっかけで起きるかわからない男女のトラブル。立場や経済的な理由などから、強気に対抗できないケースも多いだろう。そんなときには法律の知識が力強い味方となる。本書は具体的な例を用いたケーススタディが数多く掲載されている。今、悩んでいる人も、そうでない人も、いざという時のために毅然と戦えるよう、知識武装をしておこう。


※画像提供:海竜社

  • 書名 これだけは知っておきたい男女トラブル解消法
  • 監修・編集・著者名三輪 記子 著
  • 出版社名海竜社
  • 出版年月日2021年4月 7日
  • 定価1,430円(税込)
  • 判型・ページ数四六判・208ページ
  • ISBN9784759317534

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