16年振りのTVドラマ放送が大きな話題となっている、「ドラゴン桜」。
その原作漫画「ドラゴン桜２」のストーリーと連動した書籍『ドラゴン桜 超バカ読書 思考力↑表現力↑読解力↑の東大式99冊!』(徳間書店)が5月1日、発売された。
同書は、「ドラゴン桜２」の主人公、東大合格請負人・桜木建二が、原作のストーリーに即して、99冊の書籍を紹介するブックガイド。渋沢栄一から村上春樹、「古今和歌集」から「スラムダンク」まで、ビジネス、人間関係、受験に効果てきめんの書籍を要点とともに紹介している。
漫画と連動しているからといって、楽に読める書籍を紹介しているわけではない。千葉雅也『勉強の哲学』、柄谷行人『日本近代文学の起源』、ロラン・バルト『物語の構造分析』など、人によってはおそらく全く馴染みが無い名著を多数掲載している。とくに人文学系の学問を学びたいと思う人にぴったりのブックガイドだ。
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