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献立を考えるのが、しんどくなったら。料理研究家が勧める「2品」「14セット」理論

石原洋子の2品献立 おかずはいつものくり返しでいい!

   毎日の献立の悩みはつきない。冷蔵庫のストックや家族の好み......実は、献立を考えるのが一番面倒だったりしないだろうか。

   2021年4月10日、『石原洋子の2品献立 おかずはいつものくり返しでいい!』(世界文化社)が発売された。著者の石原洋子さんは料理研究家で、自宅での料理教室は45年以上も続いているという。

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著者の石原洋子さん(世界文化社提供)

   本書では、2週間分2品献立をベースに、主催と副菜のアレンジを多数紹介していく。2週間後にはアレンジした主菜や副菜に変えていくとまた楽しむことができる。

   さらに、ボリュームアップするためのスープやみそ汁、混ぜ・のっけご飯も紹介されている。食べ盛りのお子さんがいるおうちでもササっと大満足なメニューが作れそうだ。

   では、本書の内容を一部紹介していこう。

■2品の献立を作ればOK!「2週間のおかずカレンダー」

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画像は『石原洋子の2品献立 おかずはいつものくり返しでいい!』より(世界文化社提供)

   鶏もも肉丸ごとのから揚げとサラダ。栄養のバランスが取れているし、何より、ボリュームがあっておいしそうだ。

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画像は『石原洋子の2品献立 おかずはいつものくり返しでいい!』より(世界文化社提供)

   本書では、基本の2品献立14セットと主菜のアレンジを紹介している。主菜に具材がたくさん入っているので、副菜はシンプルでOK。

   満足度の高い献立になっている。

■料理工程はそのままに、アレンジレシピ多数!

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画像は『石原洋子の2品献立 おかずはいつものくり返しでいい!』より(世界文化社提供)

   基本の料理工程はそのままに、具材や味付けを変えてアレンジしていく。さらに、ボリュームを出す工夫についても触れられる。基本の主菜をアレンジしていくので、14セットでもマンネリにならない工夫がされている。

   ベテランの料理研究家がアドバイスする日々のアレンジ方法は、他の料理にも応用できそうだ。

   本書の目次は以下の通り。

chapter1 肉がメインの献立
 しょうが焼き献立/肉巻き献立/肉だんご献立/レンジ蒸し献立/オイスター炒め献立 他
chapter2 魚介・豆腐・卵がメインの献立
 煮魚献立/グラタン献立/豆腐のとろみ煮献立/卵焼き献立 他

   シンプルで栄養バランスが良いレシピで、毎日の料理の強い味方になるだろう。アレンジの練習もできて、料理スキルも高まりそうだ。


※画像提供:世界文化社

  • 書名 石原洋子の2品献立 おかずはいつものくり返しでいい!
  • 監修・編集・著者名石原 洋子 著
  • 出版社名世界文化社
  • 出版年月日2021年4月10日
  • 定価1,650円(税込)
  • 判型・ページ数96ページ
  • ISBN9784418213078

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