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親もゴミも捨てたかった東大生の話

汚部屋そだちの東大生

   都内の一等地に立つ綺麗なマンションで、母親と二人暮らしをする主人公ユウ。端から見れば、裕福で幸せな家庭の子どもだと思われていたが、実情はまったく違った――。

   部屋の中はゴミだらけ、キッチンにはゴキブリが大発生で、もはやゴキブリも一緒に暮らしている。あまりのゴミの多さに足の踏み場もなく、寝ることすらままならい。7年間もトイレは壊れっぱなし。そんな異常な家庭で育ったユウと毒親の共依存物語『汚部屋そだちの東大生』(ぶんか社)が発売された。

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画像は、『汚部屋そだちの東大生』(ぶんか社)

   本作品は東大卒作家・ハミ山クリニカの半自伝。「マンガよもんが」「LINEマンガ」など電子コミックサービスで大反響を得た連載をコミックス化したものだ。

   ユウは母親からの過干渉や汚部屋での生活に耐えながら勉学に励み、母の望んだ東京大学に合格するが、その母は、「なんのために東大生になったわけ?ママを幸せにするためだよねぇ?」、「自分だけ幸せになろうなんてママ許さないからね!」といった暴言を吐き続ける。

   大学生になったユウは、自分の育った家庭が異常な環境であることに気付き、自立をしていく――。

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画像は、『汚部屋そだちの東大生』(ぶんか社)より

   なお、本作と同じ内容の電子版の単行本は1,2巻と分冊は電子書籍販売サービス「ebookjapan」で4月15日から先行配信、4月29日以降は全電子書店で配信される。


※画像提供:ぶんか社

  • 書名 汚部屋そだちの東大生
  • 監修・編集・著者名ハミ山クリニカ 著
  • 出版社名ぶんか社
  • 出版年月日2021年3月10日
  • 定価本体1,200円+税
  • ISBN9784821145867

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